昨シーズンは屋外の縦引き部分は150ミリのシングル管だったが、今シーズンからはニチアスのセラカバーSで断熱化してみた。
その結果、薪の燃え方や煙突のドラフトは明らかに向上した。
連続燃焼している時の煙突トップ部分の温度を計測してみた。薪ストーブの炉内は十分な熾き火があって、中割りの薪が3本程度がしっかりと炎を上げて燃えている状況で、薪ストーブの表面の平均温度は260℃程度、天板の煙突直下部分が300℃程度という状況で計測した。写真でも判ると思うが、このような状況では、煙突からは煙は全く目視確認できずに透明な揺らぎだけが観察できる状態だ。
非接触で正確な温度が測定できる放射温度計はこういう時にも役に立つ。幸いトップ部分はつや消し黒なので正確な温度をチェックできる。
計測したらなんと110℃以上だった。外気に直接さらされて最も温度が低くなる場所でこの温度だから、断熱材を巻いてある部分はおそらく150℃程度には保温されていることであろう。排煙成分のタールやクレオソートが液化するのも約150℃だから断熱化してある煙突の内部に煤やクレオソートが付着しないで灰だけが薄っすらと付着しているというのも納得がいくことだ。
昨シーズンのシングル管の縦引きの時のトップ部分は手でベタっと触っても平気なくらいだったので、おそらく60℃程度だったと思われる。その時と比較すると50℃程度高い温度となっているので、断熱化の効果は数字でも表れている。