薪集めのコツ

普段、車で移動中に薪になりそうな木を無意識のうちに探している。

コツとしては剪定された木独特の枝の切断面が目に入ればその下に転がっていないかと地面に目を向ける。この場合はその敷地の家の人に訊けばたいていは「持って行っていいよ」となる。工事現場の場合には現場監督次第。

また横になって横たわっていて放置されている木を見れば近くに人や家がないかと確認する。持ち主を探すことが難しいが、条件が整っていれば車を停めてチェックする。運転中に横を見てしまうことになるので田んぼや畑に落ちないように注意が必要だ。

このように出先の現場で見つける他にも植木屋さん、造園屋さん、工事屋さんなどを見かけたら、その敷地に現場で伐採してきた木が捨てられているケースも多いので要チェックだ。

昨日は以前から目をつけていた造園屋さんの敷地へ足を伸ばして行ってみた。各地に分散してあちこちに敷地があって別の敷地で声をかけていて「切って地べたに置いてあるやつは持って行っていいよ」と言われていた。しばらく転がっている木を観察していたら従業員の人が作業に来たので、挨拶した。「何に使うの?」と訊かれたので「薪にします」と言ったら「持って行ってくれるときれいになるから助かる」と言われた。切り倒して1年くらい経過した美味しい状態のケヤキなので、とりあえず持ち帰れる分だけ車に積んだ。ここだけで1-2か月分くらいのケヤキが回収できそう。

「そろそろ今シーズン焚く分の薪が少なくなってきて心配」という人も多いと思うが、来シーズンに焚く分の薪は集まっているのだろうか?薪は夏をはさんで1年くらい乾燥させる必要があるので、今年焚く分の薪が少なくなっているのならば、その分、薪棚は来シーズンの分で満たされている必要がある。もし薪棚が現在スカスカの場合は来シーズンに焚く薪もないということになってしまう。遅くても入梅前には薪割りが終わっていないと来シーズンも薪が足りなくて苦労することになるので、ゴールデンウィークまでには薪割りを終わらせたい。薪棚がスカスカな人はまさに今、薪集めの本番だ。

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