今は他の場所の団地に住んでいる施主さんが、子供の頃に住んでいた家をリフォームして、別荘としてではなく再び定住しようということだ。こういう場合に取り壊して新築住宅を建ててしまいがちだけど、古い建物を生かして活用するのが素晴らしいことだと思う。こういう素敵な話だと、良い仕事をしようとやる気が湧いてくる。
ここに薪ストーブを導入したいということで、とりあえず現場の下見に行ってきた。
リフォーム中の現場
施主さんは、煙突を壁を横引きするか45度に斜めに抜いて建物の外で立ち上げたいと言っていたけど、それだと古民家にありがちな軒先の長さで、横引きが3メートル以上になってしまう。横引きした後にタワーを建てて、そこに煙突を固定するというかなり大掛かりなものになる。そのうえ、そのやり方だとドラフトが弱まって良好な燃焼は期待できない。
そこで煙突を屋根から抜くことを提案した。希望の機種がネスターマーチンS43のB-TOP仕様なので、強いドラフトを要求するので、絶対に長い横引きより、ストレートに真っ直ぐ屋根から抜く方が良い結果となる。そのことを伝えて施主さんには納得してもらった。設計事務所も来ていて、遠くの部屋に暖気を回す方法を訊かれたので、断熱したダクトで強制送風する方法を提案した。それも併せて、どのようになるか楽しみだ。