薪集めの際に見向きもされないような枝葉の部分。通常は放置されるか、現場で焼却処分だろう。たまたま、こういう枝葉の部分がそのままの状態で乾燥して茶色くなってきたので、試しに焚きつけとして使ってみた。
乾燥した葉っぱなのでマッチ一本で点火できて、凄い勢いで燃える。一気に炎が全体に広がり、いきなり二次燃焼の空気の噴出し口からの吹きつけてきた。細い枝葉の部分なので、それだけ酸素を要求しているのだろう。
これだけの量で、最終的に天板の温度を100℃くらいまでは上げられた。
しかし、この枝葉だけだとすぐに燃え尽きてしまう。次の細薪を適切なタイミングで投入すれば、良い焚きつけになることが確認できた。
コメント
私も使っています。鉛筆以下の太さだと1ヶ月程度の乾燥でも行けました。
一気に燃え上がってストーブ温度もそれなりに上昇するので細薪省略できそうですが、
やはりそうはいきませんでした。あくまで焚きつけですね。
たまらこさま:
何事も実際にやってみなければ解らないですよね。
身をもって体験したことは貴重だと思います。
伐採した後に、火災の危険もあるし、ニオイ(近所迷惑)の問題があることもあるので、基本的には、チップにしているんですが、捨てるために手間ひまかけるのも微妙といえば、微妙なです。
チップにすると大幅に減容できるんですが、今度は乾きにくくなりますし、あとで使おうと思って、フレコンに詰めておいたら、水分で発酵してしまい、ものすごい腐敗臭でした。
どのように効率的に保管し、乾燥させるか、というのが第一の課題、次に、燃料として利用するときの密度の低さ、手間、も課題として残りますね。
木質チップを燃料として使うことを考え続けている理由として、割れにくい節や曲がりのある部分や、投入した労力に対して得られるエネルギーが少ない細い部分などを効率よく利用したい、薪ストーブが趣味ではなく、実用として多くの人に利用されるには必要なことと思っています。
燃料として、葉っぱ一枚まで利用して、海外に燃料代として流出している国富を、日本の7割を占める山林に還流したいと思っています。
single02さま:
おっしゃる通りで、このままの形では保管は難しいですよね。放置しておくとそのまま腐っていきますからねぇ。
枝葉の部分は簡易的なロケットーストーブなどで使うのも一つの方法ですけど、消費量はわずかです。
現実的には腐らせて土に還すのが一番合理的なのかもしれないですね。