煙突掃除のレクチャーに行ってきた

今までは薪ストーブを設置した業者を呼んで煙突掃除をしていたけれども、これからは自分でメンテナンスしたいということで、正しいやり方のレクチャーをしてきた。
きちんと、事前に安全対策の準備をしておいてくれていたので、安心して作業に入れた。
次回からはユーザーが自分でメンテナンスするわけなので、私が作業してしまうと身につかないので、なるべく手を出さないで手順やコツを教えるようにした。私が作業してしまえば半分くらいの時間で終わって早いけれども、それでは意味がないので、丁寧に時間をかけてきた。
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まずは室内側の煙突を外して、煤を受けるビニール袋をつける
以前、薪の配達に行った時に見せてもらった、グリーンのホーロー引きのCBのアンコールだ。

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梯子の上には雨トイの固定金具と紐を結んで、梯子が横にずれないような自作の治具で安全対策
梯子をかけて屋根に上る場合に一番怖いのが、煙突が横にずれて倒れることだ。これを防ぐための対策がきちんとできていると安心感が全然違う。
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下屋から大屋根にかける梯子
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梯子の足の部分も屋根材に負担をかけないように板を棟のところに引っ掛けられるような自作の治具を敷く
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さらにチムニーにロープを巻いて、命綱を固定して万全の安全対策を取る
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チムニー内の煤の量は比較的少なくて、上手に焚いていたことが判る
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防鳥ネットへの煤の付着も、わずかで一部だけ/排気が直接当たる天板裏だけは煤やタールがこびりついていた
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ブラシを通して、煙突内を掃除する
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作業後の記念写真からも爽快感が伝わってくる
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全部で茶碗一杯分くらいで合格点
煙突掃除の後は、本体のメンテナンスの方法をレクチャーしてきた。
これで次のシーズンオフからは自分で全部、確実にできるだろう。その自信も伝わってきて、うれしかった。
このように、自分で煙突掃除やメンテナンスをやりたい場合には、丁寧にレクチャーする。自分でやると薪ストーブや煙突の仕組みも理解できるし、そのシーズンの焚き方の反省がリアルにできる。煤の量や質を身をもって実感できるからだ。いきなり最初から全部自分でやるのは大変だけど、最初にやり方のコツを知ってしまえば、意外と楽にできるものだ。高所作業ができる人は、安全対策に気をつけて、挑戦してみよう。不安な場合はサポートする。
それから、これから薪ストーブのある家を建てる人も、チムニーを作っておけば、このように身体を支えながら、道具を水上側に置いて作業できるので、フラッシングと比較して安心感、安全性が全然違うのだ。フラッシングよりも雨仕舞いが良いのはもちろんだけど、毎年のメンテナンスの時にも絶大な効果があるので、可能な限りチムニーでの施工をお勧めする。
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かわはら薪ストーブは全国

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コメント

  1. shige02 より:

    ジグと同じ色だったとしたら、結構劣化していますから、塗替えもしたほうが良さげですね。
    たしか、かわはらさんは、塗装屋さんでアルバイトをしたことがあるとか書いてあったような記憶があるから、その辺も、多分、ツッコミ済みなのでしょうか。
    個人的にコロニアルは、塗替えが面倒くさい(縁切りをしないと、雨が漏れる)し、ニチハのパミールとか特にひどいですが、耐久性もない素材だから、積極的に使おうとは思いません。
    手入れを怠ると、本当に見た目が貧乏臭くなるので、早め早めに手当が必要ですね。

  2. かわはら より:

    single02さま:
    もちろんチェック済みです。
    ここの家は、薪の配達で定期的にお伺いすることになっているので、タイミングを見てお話するつもりです。

  3. shige02 より:

    板金もチョーキングしているし、早め早めの手メンテナンスが大切ですね。
    薪ストーブや煙突もそうなんでしょうが。

  4. かわはら より:

    single02さま:
    人間のキャパって意外と少ないから、同時に複数のことを伝えちゃうと、受け止めてもらえないことが多いです。
    話すタイミングも大事なので、相手が受け止めることのできる状況の時に話すようにしています。