炉内の掃除の後には、ガスケットも交換した。とりあえず灰受け室の扉だけ、私がやって見せて、残りの燃焼室のメインの扉とサイド扉はオーナー自ら作業した。
古いガスケットロープをはがして、古いセメントを皮スキで削り落として、刷毛で綺麗に粉を払う
ガスケットセメントを塗っているところ
新しいガスケットロープを貼り付けているところ(引っ張らずに押し付けるのがポイント)
ガスケットセメントを使った場合には扉を閉めて圧着して3時間程度で接着するけれども、実際に火を入れるのは24時間以上置いてからにしよう。シーズン中だとすぐに焚けずにもどかしいので、シーズンオフのメンテナンス作業の時にガスケットロープを交換するのはお勧めだ。これはユーザーでも簡単にできて効果の大きなメンテナンスの一つなので気軽に挑戦してみよう。(燃費が良くなって、炎が綺麗になる)
ちなみにドブレ700SL(750GH)の場合には、一式全部交換するためには、直径8ミリのガスケットロープが5メートル必要になる。
今回は、1シーズン終了後にガスケットロープを交換したけど、明らかに扉の気密度が上がったことが感じられて、来シーズンに焚くのが楽しみな状態になった。
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コメント
交換前交換後のストーブを二台並べて焚きたいものです。
かなパパさま:
そうかもしれないですけど、実際には変化の状況は劇的に違いますから、誰でも実感すると思いますよ。
今回は、ベルギーの店舗から個人輸入で購入し てたものだったので ガスケットは問題ないという認識でした。 が、特にサイド扉のロックする際にシーズン中 ずっと違和感がありました
感じとしては、ロックをする際に扉が引っ張ら れて食い込む感がなく ただ鉄と鉄が擦れるような抵抗しかありません でした。
交換後は明らかにロックをする際に食い込
んで ガスケットが効いているのがわか ります。 来シーズン焚くのが楽しみです
ガスケットは、どういった購入ルートでも一度 は疑った方がよさそうですね。
けんいちさま:
メトスで輸入している分も、個人輸入している分も、出所をたどれば同じドブレの工場から出荷されているものですからねぇ。
新品でも問答無用でガスケット交換した方が良いというのは、これまでの経験から明らかだと思います。
来シーズンは劇的に燃え方が違うと思います。そういう比較ができるのも楽しみですね。
はじめまして。楽しくブログ拝見させていただいています。
先日700SLのフロントドアのガスケットの交換をドブレ純正8mmのロープでしました。もとからあったものを外すときに明らかに8mmより太いものが使われていたので、大丈夫かなと思いながらも交換したところ、やはりフロントドアの気密が確保されず温度が燃焼温度があがりませんでした。
納品時にもらった資料を改めて見直すとフロントドアのガスケットの指定サイズは10mmとなっていました。いつも交換時にはドブレの8mmを使われていますか? もし他のメーカー・サイズで交換されてうまくいったものがあれば是非教えていただけないでしょうか? 宜しくお願いいたします。
としくんさま:
その純正8ミリは、700SLのフロント扉用として買ったものですか?
それぞれの場所で色んな太さのものが使われていますので、あらかじめ資料を確認の上適切なものを使用して下さい。
ご返事ありがとうございます。ドブレの純正の8mm(セメント同封のもの)です。特に700SLフロント扉用という表示はありませんでしたが、ドブレ純正ロープでは、そのサイズだけしかオンラインストアで販売されておらず、てっきりそれでいけるものかと思っていました。
としくさま:
なるほど!オンラインショップの弱点ですね。
私の場合はメトスに薪ストーブの品番と使用部分を明記して発注して間違えのないようにしています。
今度からそうします。アドバイス有難うございました。
としくんさま:
次回は機種指定で発注してください。