胴縁と板金の上からサイディングを貼ってチムニーの外壁は完成した
サイディングやチムニーカバーを取り付けると隠れてしまう部分も、強風での雨水の吹き上げ時の浸入に備えて、コーキングで防水処理を施してある
カバーと仮の無塗装のトップをつけて、強い台風が来ても大丈夫な状態になった
今回、諸般の事情により煙突トップだけ無塗装のステンレス地肌の製品が届いてしまったので、後日代替品の黒塗装の製品と交換予定だ。
低い煙突だとドラフトが弱いという問題だけでなく、強風が吹いた時に屋根上で煙突への圧力がかかり、排煙が逆流することがある。この現象をを風圧帯と呼ぶ。
今回は屋根の低い位置に煙突トップが来るために、風圧帯を避けるために煙突トップの位置を高く設定する必要があった。よくある普通のフラッシング仕様だと屋根上60センチ程度の高さにしかできないので、チムニーの上からさらに煙突が上部に突き出す仕様を採用した。(高さを稼ぐ必要がない場合には、このような煙突が突き出した角フラッシングよりも、角トップの方がさらに雨仕舞い的に有利)
このように現場の状況に応じて、合理的かつ最適なプランを考えて設計している。
また、チムニーを作成することによって、毎年の煙突掃除の際に身体をチムニーで支えることができたり、道具をチムニーの水平部分や、チムニーと屋根の間に置くことが可能になり、安全かつ確実にメンテナンスできるというメリットも大きい。
さらに雨仕舞いが瓦フラッシングを使うのと比べて圧倒的に有利となる。5-10年というレベルでなく20-30年というレベルで安心できる施工を目指している。
後日、代替の塗装したトップが届いたので交換して完了!
チムニーの採用は、単純に、煙突の高さを稼ぐだけの意味ではなく、機能的に、あらゆる面で優れている。
唯一のチェックポイントとしては、チムニーを作成するための手間と費用が、かかることだ。一般的でよくある屋根フラッシングに比べてトータルで20万円くらいのコストアップにはなるけれども、長い目で見て、ぜひとも、お勧めしたい施工方法だ。
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川原さん お世話様です。
このような 納めの場合チムニー内部はロックウールやグラスウール等を
詰め込んであるのでしょうか?
お木楽男さま:
これはケースバイケースになります。
高気密高断熱の仕様の家の場合には断熱材を詰め込みますが、古民家や普通の性能の住宅の場合には他の部分から放熱しているので詰め込んでも意味がありません。
詰め込む場合にはグラスウールよりロックウールの方が耐熱性が高いので、お勧めです。