鋳物の薪ストーブの外装仕上げには、一般的な黒塗装の他にホーロー(エナメル)仕上げも選択できる場合もある。
ホーロー(エナメル)仕上げの場合には、デザインや見た目の問題だけでなく、料理の際に吹きこぼれたりしても錆びないことと、お手入れの際に軽く布で拭き取るだけで楽にできるという大きなメリットがある。一方ガラス質の仕上がりのため、鉄鍋などをガツンと当ててしまうと割れて、ホーロー(エナメル)が剥がれるというリスクもあるので、繊細な取り扱いが必要になる。
黒塗装の場合は単純に塗料を塗っただけなので比較的ローコストで仕上がるけど、ホーロー(エナメル)の場合にはガラス質の溶剤を塗った後で高温のブースで焼き付けるという手間と時間がかかるので、それなりに値段が高くなる。
ホーロー(エナメル)焼き付けブースから出てきた、渋い青色の薪ストーブのパーツ(足と扉)
それぞれ一長一短で、どちらが良いと単純には言えないけど、同じ機種で、黒塗装とホーロー(エナメル)の価格差がどのくらいまでだったら許容範囲だろう?
黒塗装
ブラウンのホーロー(エナメル)
同じ機種でも、仕上げによって、このように全然イメージが違う。