正しい薪ストーブの使い方の説明を受けてないユーザーはたくさんいる

地元の工務店に家を建ててもらったそうだ。薪ストーブも含めて同時に工務店に依頼し、工務店は薪ストーブ設置や煙突工事を超大手の薪ストーブ店に丸投げ注文という、よくあるパターン。
この形での契約形態だと、取り扱い説明はほとんどないか、あっても満足に説明を受けられないケースが大半だ。これまでに、同様のケースのユーザーからのヒヤリングを総合すると「火入れ式と称して軽く焚付をして、30分くらいしたらダンパー絞って下さいと言い残して20分程度の滞在時間で逃げるように帰っていく」というやり方が多いようだ。
超大手の薪ストーブ店が年間何件の設置をしているかは知らないけど、仮に春夏秋に施工した100件程度を、シーズンに入ってからの取り扱い説明に、じっくり時間をかけて行うのは不可能だ。移動時間もあるので、現在、主流の20分程度の取り扱い説明でも、恐らく営業のスタッフが一日5件程度回るのが限界だろう。休みなしに毎日やっても20日間かかるわけだし、そもそもお客さんのスケジュールで週末しかダメというケースも多いので、まともに取り扱い説明をやっていたら施工した家全部を回る頃には冬が終わってしまう。
薪ストーブの取り扱い説明をきちんとやるためには、温度管理の仕方、薪の投入のタイミング、ダンパーや空気調整のコツなど、一通り実演するために最低でも2時間程度は必要だ。取り扱い説明書を読んだだけでは判り難いし、実際にやって見せて、体感してもらわないと理解できないことの方が多い。
薪ストーブは正しい使い方をしないと、煤や煙で近所迷惑の原因となるばかりでなく、最悪の場合には煙道火災のリスクもある。
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低温で燻ぶらせて焚いていたようで、煤がトップに大量付着していた
このような使い方をしていると、煤が飛散して隣近所の洗濯物や布団に付着して苦情の原因となる。煙の臭いも当然凄いことになっているだろう。
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煙突内部もそれなりに付着していて、二重断熱煙突なのに丼一杯分くらいの量がドッサリだった
本来だったら燃えて、暖房の熱として使われる分が、無駄に煙突から排出されているということでもある。
このようなことを避けて、最初からつまずきのない薪ストーブライフを送りたいものだ。これから薪ストーブのある家を考えている場合に、ハウスメーカーや超大手の薪ストーブ店に設置を依頼するよりも、顔が見えて丁寧に説明してくれる薪ストーブ店に、分離発注で直接依頼した方が良いと思う。
もう既に他社で施工してしまった場合でも、煙突掃除やメンテナンスの際に煤の状態から正しい使い方のアドバイスをしているので、疑問があったら、気軽に声をかけて欲しい。
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コメント

  1. エコエコ薪ストーブ より:

    お世話になっております。
    説明しても聞いてなかったり(理解してない?)
    覚えてないお客さんって結構居たりします(^_^;)
    ストーブ取付けた嬉しさでテンション上がり過ぎてうわの空
    ストーブの温度はテンションと逆に上がってなかったりします(笑)

  2. かわはら より:

    エコエコ薪ストーブさま:
    そのパターンもけっこうありますよね。
    冷静にメモを取ってくれているお客様が一番安心です。