雨や雪に当たらずに薪を取りに行ける動線

薪ストーブの快適な使用にあたっては、燃料である薪の搬入動線の検討も重要だ。理想は掃き出し窓から直接アクセスできる、雨や雪に当たらない屋根がついたところに最終薪棚があって、1週間分程度の薪を積んで取りに行けるのが良い。
メインの薪棚に2シーズン分を積んでおいたとしたら、それを自宅の敷地のすぐ薪ストーブの近くというのは、無理がある。それは、どこか他のところでも、1週間程度分のストックは身近な場所に欲しいところだ。
住宅設計の場合には、薪ストーブの機種の選定、炉台や炉壁の検討、煙突の配管経路などだけでなく、薪の搬入動線までしっかり検討しておこう。
薪ストーブをメインの暖房に使う場合は、大量の薪(重量、容積ともに)を運ぶことになるので、甘くみない方が良い。
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掃き出し窓の上には下屋根があって、雨や雪でも濡れないで薪棚まで取りに行けるようにバージョンアップした
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窓ガラスの外には屋外用の外気温度計を貼り付けてある
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薪ストーブを焚いていると、この外気温でもTシャツ一枚で薪を取りに行ける
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