薪ストーブのある家を建てる時に忘れがちだけど、重要な観点

新築で薪ストーブのある家を建てる時に「薪ストーブの機種」「薪ストーブを設置する場所」「煙突をどうする」などは誰でも考えることだけど、意外を忘れてしまいがちなことがある。それは薪の搬入動線だ。
週末だけ焚くなどで、メインの暖房手段が他にある場合には、それほど真剣に考えなくても良いけど、薪ストーブだけで全館暖房と考えていると、1シーズンでかなりの薪の量になる。具体的には4-5t(8-10立米)くらいが標準的だ。数字で言っても、なかなかイメージが浮かばないかもしれないけど、軽トラックだったら荷台山盛り10杯分、乗用車が停められる屋根付きの駐車場の屋根まで目いっぱい使う容量だ。毎年毎年、これだけのボリュームの薪を敷地の外から搬入する必要がある。
フラットで広さがあって、車が薪棚へ横付けできるような恵まれた環境なら、あまり深く考えなくても良いけど、そういう場所ばかりとは限らない。高低差があり、階段だと一輪車やカートが使えずに人力でチマチマ運ぶことになる。スムーズに搬入できるのと、そうでないのは比較にならない時間と労力の違いになる。それが毎年のことになるので、人生において失う時間はトータルでかなり大きなものになる。
快適な薪ストーブ生活を送る場合には、薪の搬入についても真剣に考えておこう。
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大割りで数年乾かしておいた難物を、家の前で薪ストーブに投入するのに適度なサイズになるまでガンガン割った
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カートに載せる


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薪棚までの動線が重要
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苦労しないでスムーズに、敷地内の「最終薪棚」へ運び入れる動線が極めて重要
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