千葉県香取市の「道の駅くりもと」の近くのこの建物は二本の煙突が屋根から立ち上がっていることでも目を引く。
恋する豚研究所
千葉県香取市沢2459-1
TEL:0478-70-5115
二本の煙突と大量に積まれた薪が印象的な巨大な建物
階段(エレベーター)で二階のエントランスの中に入ると、ホールにはシェーカーストーブが設置されている。その奥の事務所にも同様に薪ストーブが設置されている。
「豚に恋する」のではなく「豚が恋する」という趣旨のネーミングだ。発酵食品を餌として健康に育って恋をして育った健康な豚を食材とした、ハム、ベーコン、ソーセージなどの加工食品や、生肉を商品として販売しているだけでなく、食堂ではしゃぶしゃぶやすき焼きなどのランチも楽しめる。
食堂とお店は二階にある
二階ホールには薪ストーブ
事務所にも薪ストーブ
残念ながら食堂には薪ストーブは設置されてないことと、薪ストーブだけで暖房しているわけでないので必ずしも常時薪ストーブに火が入っているわけではないけど、補助金で障害者を雇って雇用を確保しつつ、里山を手入れしながら薪を作っていくという理念を実現しようとしている姿勢はこの建物から感じられる。
ある程度の資金力のある老人介護施設を運営する社会福祉法人だからこそできる事業だけど、このような仕組みが上手く回って進んでいくと良いと思う。
食堂では軽食とランチを楽しめる
ユニークなネーミングとフォントの看板が目を引く