新築住宅で設計時点から、薪ストーブ導入で真っすぐでストレートな煙突経路で、チムニー製作の前提で進んでいた案件なので、プレカットの材料でチムニーの枠もできていると思って現場に行ったら、チムニーは現場製作ということだった。さらに、梁や桁、垂木の位置が複雑に絡んでいて、予定の薪ストーブ設置位置から、真っすぐ屋根に煙突を伸ばすのが、パっと見た限りでは、けっこう難しい感じだった。
パズルや知恵の輪のように工夫する必要があるチャレンジングな現場になった。出来上がってしまった与えられた環境や前提条件に文句を言っても仕方ないので、その中で最高の条件で薪ストーブを使えるように、、施主さんのために、最善を尽くす。
工務店の社長、大工さん、施主さんを交えて4者で現場で打ち合わせして、ベストの位置で煙突を抜けるように検討した。
その結果、建物の主要構造に干渉しないで、真っすぐ抜ける位置で、なおかつ当初の設置予定に近い場所に、なんとか決定することができた。針の穴に糸を通すような感じのピンポイントの経路(離隔距離)になるので、チムニー作成の際には単純に煙突芯から、同じ寸法づつ四方に割り振って配置を決めるのではなく、芯からそれぞれの面まで寸法が全て違う長方形のオフセットした内寸のアクロバティックなチムニーになるが、そこは大工さんの腕にかかってくる。柔軟に対応してくれる大工さんなので問題なくできそうな雰囲気を感じた。

新築の現場が上棟したということだったので確認しに行った

プレカットの骨組みだけどチムニーがなくて「?」って感じ(図面上ではチムニーがあった)

【参考】
チムニー骨組みも家の骨組みと一緒にプレカットで作っている現場の例


薪ストーブ設置位置を正面から見たところ

煙突芯の位置を現場の大工さんに指示する

煙突芯の通りの位置を墨出しした(既存内装仕上がり壁面から350ミリのライン)
この線を含む、壁面と平行な面が、床と接した直線上(数学的な表現で判りにくいかも)のどこかに煙突芯がくる。
今後も現場の進捗状況によって、連絡をもらってチェックしに行くことにした。

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