ケイカル板で炉壁づくり

薪ストーブの炉壁は既存の室内の壁面や柱に直接張り付けてしまうと意味がない。炉壁の熱がそのまま伝わってしまうからだ。それを防ぐために25ミリ以上の空気層を確保するのが基本だ。
空気層を確保する際に、知識のない大工さんや工務店に施工を任せると、木の間柱、垂木などを使ってしまいがちだ。これでは炉壁の意味がない。この部分も不燃材を使う必要がある。鉄骨などを使う場合もあるけど、余計な材料を用意するのが面倒だ。どうせケイカル板で下地を作るだから、ケイカル板を短冊状に切って重ねれば、それを不燃の柱として使える。12ミリ圧のケイカルなら3枚使って36ミリの空気層を確保する設計が合理的だ。
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12ミリのケイカルを二枚短冊状に切って、空気層を確保するための不燃材の柱として使う
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そこに炉壁として使うケイカル板を打ち付ける
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短冊状のケイカルの枚数で寸法を調整する
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完成したケイカル板での炉壁の下地
これに漆喰や珪藻土を塗ったり、タイルを貼り付けたりして、室内のインテリアのイメージに合った仕上げをすれば良い。
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このような形で既存の壁面や柱を薪ストーブの熱から保護する
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この後、炉壁の表面を仕上げてから、薪ストーブ本体の設置工事を行う

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