ベルギーの薪事情

ベルギー在住の日本人で「これから薪ストーブを導入したい」という方から相談のメールが届いた。

ベルギーの薪棚

現地では25平米以上の建物のリフォームの場合は勝手にやることが許されず、建築家に依頼して役場に計画書を提出して、許可されないと始められないという厳しい規制があるそうだ。その方向で進めても、役場の窓口の対応がアバウトで遅かったり、職員によって揃える必要書類など言うことが違うなどで、なかなか進まなかったそうだ。そのうえ、最初に依頼した建築家が頭金を払った直後に連絡がつかなくなるなど、紆余曲折があって予定通りに進まなかったそうだ。

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そうこうしているうちに、予定していたDovre(ドブレ)750GH(メトス型番700SL)が廃版になってしまい、あまりの難続きに挫折しそうになってしまったけど、薪ストーブ店を何店も回って、ようやく在庫を持っている店を見つけて、2年間取り置いてもらって、ようやくこの度、実現の目途が立ったということだった。

現地の施工店は「室内シングル煙突&ダンパーなしで勧めてくるが、いかがなものか・・・」という質問だ。この件については、言うまでもなく「口元付近まで二重断熱煙突&ダンパー付き」が私のお勧めなのだけど、アバウトな人がダンパー調整しないで閉じたままで不完全燃焼させるリスクをなくすということや、シングル煙突から室内へ放熱させたいという燃焼効率を無視した旧態依然とした設計思想も残っているので、難しいところなのだ。さすがにベルギーまで行って私が施工するのも難しいので、今回はコンサルということで、現地の個別の状況に合わせたアドバイスを提供している。この件に関しては、また進展があったら別途レポートしたい。

その際に、薪のことも知らせてもらったので、今回の記事では、そちらの方を紹介しよう。

お庭にDIYで制作された薪棚

レンガの外壁の建物や、背景に写っている煙突がベルギーらしい風景だ。新型コロナウィルスでのロックダウン中に電動鋸を使わず、手鋸だけで地道に作ったそうだ。

現在はリフォームの資材置き場になっているけど、リフォーム後にここに薪が並ぶ光景がまた楽しみだ。

購入した薪

そして乾燥薪も購入したそうだ。配達料金込みで約2立米の広葉樹、長さは33センチのものが210ユーロ(日本円にして約25,000円)とのことで、日本の相場よりもだいぶ安い感じで、半額以下というところだろう。

上の写真の薪コンテナからも、現地ではフォークリフトを使って効率良く合理的に生産、ハンドリングしていることが推測できる。コンテナ単位で乾燥工程から配達まで無駄な動きをしないように処理している雰囲気を感じる。また薪の色からも、強制乾燥で大量生産されていること、保管時、輸送時にブルーシートで養生して雨を当てないようにしているなどが見て取れる。

購入した薪は太目で一本あたりの重量が2-3kgだそうで、それを割る斧も購入して家族みんなで興味しんしんで楽しんでいるようだ。

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