ヒミエルストーブの高燃費の理由(サイクロンチューブ)

ヒミエルストーブが燃費が良いのは、その仕組みによる。燃焼の仕組みが一般的な「クリーンバーン方式」や「触媒方式」とは全く違う、独自の「サイクロン燃焼方式」によるものだ。

炉内で燃やした排気をサイクロンチューブ内の螺旋構造で渦巻きの回転の抵抗を与えて、酸素と結び付ける時間を稼ぎ再燃焼させる二次燃焼システムだ。これは特許取得済みの西岡さん考案のものだ。

ヒミエルストーブの内部構造の概念図(ヒミエルストーブ公式サイトより転載)

さらに、サイクロンチューブを通り抜けた排気が、煙突に真っすぐに向かわずに、炉の外側の内部空間を下向きに降りて、本体表面やオーブン室に熱を回収させる二重構造も高燃費や高効率に寄与している。簡単に言えば、薪ストーブの箱の周囲に、もう一つ薪ストーブの箱が入れ子のように重なっていて、薪ストーブ2つ分で一個のシステムを構成している。そのため重量も300キロクラスで、蓄熱性も高く、一度温まると長時間熱を放熱してくれる仕組みだ。

特許取得済みの螺旋構造のサイクロンチューブ

炉に近い部分の脚部が経年劣化で折れても、裏返すことで長期間使えるリバーシブルの構造に改良された

サイクロンチューブはステンレス製で脚が溶接でついているけど、高熱にさらされるので、いずれは脚部が折れてしまう。使用の頻度、過酷さによって違うけど3-5年程度の消耗品扱いだ。折れた際に、天地を逆にしてセットし直せば、さらに寿命が延びる。(1年ごとのメンテナンス時に天地を逆にして均等に使った方が良いかもしれない)

この脚を天地用を一本の棒にして、サイクロンチューブとの接合部分を全部溶接すれば、10-20年位持ちそうな気もするが、ここらへんは材料代との兼ね合いだろう。ヒミエルストーブは投入されている材料の物量から考えると破格の安値設定なので、それも無理はないと思う。

ヒートライザー部分にサイクロンチューブをセットする

このように独自構造を持つヒミエルストーブだけど、その構造からくるデメリットもいくつかある。いずれも高燃費、高効率というメリットを出すための仕組みからくる相反する要素なので、仕方ない。

1.焚きつけの方法を間違えたり、手抜きをすると煙モクモクになる
2.煙突の取り出しが天板からではないので、設置場所を考慮する必要がある
3.重厚長大なので、かなり広い設置スペースを要求する
4.本体が蓄熱して部屋が温まるまでは、それなりの時間がかかる

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