5年超しの案件

5年位前に相談を受けた案件だ。両親と暮らす二世帯住宅を建てるので、そこに薪ストーブを設置したいということだった。住宅の設計段階からの打合せだったので、それなりに時間がかかった。

いよいよ、着工して上棟というタイミングで、これまでメールだけでのやりとりだったけど、実際に現場に行って、工務店も交えての打合せを行ってきた。その際に、住宅の断熱性能やサイズを考慮して、蓄熱性能の優れたソープストーン製の薪ストーブ「アルテック ノーブル デポ」で最終決定となった。ご両親が在宅していることから、稼働時間も長くなるので、蓄熱性と燃費が良く、柔らかくマイルドな暖かさの物が良いとの判断だ。

当初に希望されていた機種は、もっとだいぶ大型の鋼板製のオーブン付きモデルだったけれども、5年の年月の経過とともに、発売されている機種もどんどんモデルチェンジしていって、他にも様々な選択肢が選べるようになってきた。そこで現時点において、この家での使用に最適と思えるモデルを提案した。

現場に到着して準備開始

薪ストーブ本体は分解して軽量化して搬入

煙突工事完了

本体設置完了後、施主さんによる火入れ

綺麗に納まった

薪ストーブが炉台の右側に寄っているのが気になる人もいるかもしれない。炉壁は空気層を確保した不燃材で仕上げているので、遮熱対策が取れていて安全上は何ら問題ない。

また薪ストーブを炉台のセンターに配置するよりも、ダッチオーブン、五徳、スキレットなど楽しみにしていた薪ストーブ料理に使う道具や薪ストーブグッズが有効に置けるので、敢えて片側に寄せた設計になっている。

この時期の工事は、工事完了後、そのまま取り扱い説明に入る。実際に焚いて、薪を追加投入して、空気調整して温度を上げて二次燃焼するところまでしっかりとレクチャーしている。

一通り説明を終えて、現場を後にして帰ってきて、翌日に感想のメールをいただいた。夕方6時ごろ薪の追加を止めても、夜寝る頃でも本体はまだ熱く、しっかり蓄熱しているのに驚いたということだった。このように、圧倒的な蓄熱量を誇るソープストーン製の薪ストーブのメリットは、在宅時間の長いお家では極めて大きい。

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