ペットの犬や猫や、子供がいるお家で、薪ストーブを導入して火傷の心配は?

「室内で犬や猫を飼っているお家に薪ストーブを導入すると危ないのではないか?」と訊かれることがある。

結論から言うと、大丈夫だ。犬や猫などの動物は本能で、薪ストーブが熱くなると、危険と判断して触ったりしない。一番気持ち良い位置に距離を置いてくつろいでいる。あまり薪ストーブの温度が上がってない時は近づくし、温度が上がってくると離れた位置に移動する。

子供に関しては、その年齢にもよるので、記事の最後に別途書く。

今年初めての薪ストーブの設置工事を夜間に行ったが、いよいよ設備工事、内装工事が無事に完了して、お客様が入居された。

昨年12月に煙突工事をした物件だ。この現場はなかなか打ち合わせ通りに事が進まないので、設置工事前は何度も電話やメールで確認をした。 ...

取り扱い説明のために訪問すると、工事の時の雑然とした状況が嘘のように、居心地の良い空間に仕上がっていた。

薪ストーブに火入れする前に内部の構造、メンテナンスの方法など、軽く説明したが、その時にはペットの犬からは、炉内に頭を突っ込んでのチェックが入った。薪なども逐一、鼻で匂いをチェックしていた。火が入ってない時には、その位興味深々で、接近してくる。施主さんに対してだけでなく、ペットの犬に向けて取り扱い説明しているようにも見えた。

その後、火を入れてガンガン燃やしていく。

アスペクト8に火入れ

何回か追加薪して空気調整して、二次燃焼する状態まで持って行く。その間に、それなりに時間があるので、薪の乾燥の大切さ、適切な太さ、薪ストーブの温度管理の方法、最初の立ち上げ時の炎の勢いにビビらないこと、必要なアクセサリーやグッズの選び方、料理の方法、再着火前のお手入れ方法(灰の撤去やガラスの清掃)など、薪ストーブライフに必要な項目を一つづつ説明していくうちに、時間はあっという間に経過する。

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薪ストーブに火が入って、温度が上がってくると、火入れ前には炉内に頭を突っ込んでいたペットの犬は適切な距離を保っている。まだ十分に薪ストーブの温度が上がってない状況では、かなり接近しているけど、ガラスを鼻でつついたりの危険な行動は行わない。鼻のセンサーで匂いだけでなく、温度も感知しているのだと思う。

興味深々

心地よさを知った

やがて、薪ストーブの温度が上がってきて、「ここが気持ち良い」という場所を見つけたら、そこでくつろいでいる。

このように、ペットがいても薪ストーブで火傷ということはまずない。好奇心旺盛なペットの場合は一度位は、(猫の場合)飛び乗ったり、触ったりして軽く火傷するかもしれないけど、学習してそれ以降は大丈夫だ。賢い猫だと、薪ストーブに火が入ってない時は、上にのるけど、火が入っていると乗らないなど、かなり判っている。

綺麗な燃焼をしている

動物同様に子供も意外と大丈夫だ。きちんと「危ないよ」「熱いよ」と言って理解できるレベルの幼稚園程度であれば柵や囲いがなくても大丈夫だ。ハイハイする赤ちゃんの場合は柵や囲いで物理的に近づけないようにする必要がある。
関西方面に出張する時に、いつも泊めてもらっている高槻のビンテージ35のある家は、設置工事の時には雨降り直後で泥だらけの地面、狭い吹き抜けに足...
幼稚園くらいになれば危険は本能的に解るので薪ストーブでヤケドするようなことはあまりいけれども、ハイハイとかヨチヨチ歩きの子供がいる場合には物...

外は極寒だけど、室内は心地よい暖かさ

むしろ、火傷の心配があるのは使っている大人の方だ。慣れてくると横着して、皮手袋なしの素手で薪を投入して火傷する。けっこうベテランユーザーではあるあるではないだろうか。私の場合は、つい最近、薪ストーブの扉を開けたら薪が爆ぜて熾火が飛んできて、唇を火傷した。

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