古い鉈を研いで、トマトが切れるようになった

薪ストーブの焚きつけ材作りの必需品の鉈(なた)だ。

もう20年以上使っている、いただき物のお下がりの鉈が手元にあった。私が入手した時点で多分、10年以上は経過している物だと思う。何年前の物か判らないほど、古い物だ。もしかしたら50年選手かもしれない。

だいぶ使い込んで切れ味も悪くなってきたので、久々に研いでみた。

研ぎの道具

400番の荒砥の砥石で刃こぼれを何とか許容範囲と思える位まで修正して、その後1000番、3000番と、順に目の細かい砥石で仕上げていって、これまで全部真っ黒だった刃の先が綺麗に光るようになった。

研いだ後

研いだ後にトマトを切って、切れ味を試してみた。

薪に当てても刃こぼれしない形状の薪割用の鉈なので、包丁のように鋭角に刃先ではなく、かなり鈍角な刃先なので、包丁のように置いたトマトを手で支えずに薄切りできるほどの切れ味にはならなかった。それでも、手で持って包丁の上で普通に切れる程度にはなった。

キャンプなどのアウトドアに持ち出せば、これ一本で料理から、薪割りまでこなせる状態だ。

この位の切れ味を作ってから、薪割りしてみたら、研ぐ前より気持ち良くサクサク割れるようになった。刃先が薪に当たった瞬間の手応えが気持ち良いし、その後の割れ方も良くなった。

鉈だけでなく、包丁も研いでみた。包丁の場合はまな板の上に置いたトマトを手で支えずに、包丁の刃を当てただけで薄切りできるレベルの切れ味まで仕上げた。

これから研ぎの道具を買う人は以下のセットがお勧めだ。初心者から上級者まで、レベルに応じて活用できる。

このように、刃物は鉈、斧などの薪割り用の道具はもちろん、ソーチェーン、鋸の刃など、そして包丁に至るまで、何でもきちんと研いで良い切れ味を保つと、仕事がはかどり、気持ち良く作業できるだけでなく、効率も良い。

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