耐震性を重視した設置での薪ストーブのある国内最大級のクライミング施設「ノバリア」本日オープン!

本日、2024年7月8日(月)に山形県寒河江市にオープンする、国内最大級のクライミング施設「ノバリア」での、煙突工事、薪ストーブ設置工事の3日目の作業の様子だ。

2日目の煙突の固定作業の際に行方不明になった下げ振りが出てきたので、まずはそちらを使って煙突の垂直性を調整する。一度固定したボルトやナットを緩めて固定していく。煙突の垂直性の確認の際に、水平器はあまり当てにならず、正確に行うには下げ振りかレーザー墨出し機が必要となる。

今回の煙突設置の際に上部から順次煙突を接続していき、2メートル枚の固定箇所に到達するごとに、垂直性を確認しながら、固定していくという正攻法を使ったけど、その方法だと煙突の固定箇所ごとに、固定の支点位置が確定してしまうので、誤差は1メートル当たり1ミリ以内と、現場で目視確認しても全く問題ないレベルではあるが、厳密に言うと、その箇所ごとに微妙な「く」の字の折れ曲がりが発生しているということになる。

高所作業車を使った作業の場合は比較的容易に上下の移動ができるので、中間部分で煙突を柱に固定せずに一番下の固定箇所で垂直性を確認した上で固定して、煙突全体の固定を確保した状態で、中間部分の煙突を固定していくという方法を取れば、固定箇所ごとに垂直の確認を取る手間と時間がなくなり、もっと大幅にスピードアップした作業となったかもしれない。しかし、この方法だと、煙突を固定する前は、20本の煙突の荷重を、最上段の煙突のコネクターとロッキングバンドだけで受けている状態が生じるので、万一接続が外れたら大惨事になるリスクも孕んでいるので、けっこう微妙な気もする。

結果的にリスクは取らず、確実な方法で作業した。

煙突の垂直性が取れて、薪ストーブの設置位置を若干修正した。煙突芯の位置が確定した。

山形の滞在先の宿に到着指定で発注しておいた、煙突固定用のステーも届いたので、確定した煙突芯の位置で、最後の1本の「かわはら式耐震煙突固定法」のステーを取り付けた。現場直送だと、受け取ってもらった後に、行方不明になるというリスクもあったので、確実な方法を取った。

かわはら薪ストーブ本舗で「メンテナンス性」と並び重視していることが、「耐震性」です。 薪ストーブ使用時に地震が…

今回の薪ストーブ設置は、「かわはら式耐震煙突固定法」だけでなく、薪ストーブの底面を炉台に固定するためのオリジナルの金具も事前に用意しておいた。こちらを使って、炉台に固定するためのボルト穴を開けた。炉台の素材はタイルだったので、タイル用のドリルの刃を使ったけど、非常に硬くて開けるのに苦労したが、無事に穴開け完了して、耐震固定金具を取り付けることができた。

固定金具の穴の位置にマーキング

マーキングした位置に穴を開ける

固定金具の取り付け

底面4点でガッチリと固定して耐震対策

煙突口元部部分も「かわはら式耐震固定法」で転倒防止

スライド煙突を、固定部分の上部に設定して、固定部分より下には可動部分がないので、地震の縦揺れでの突きあげ時に煙突が口元から外れて薪ストーブが転倒するというリスクを減らしている。背の高い薪ストーブのなので、見た目の安心感も全然違う。

薪ストーブの上下の両方で万全の耐震対策

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