他社(家を建てた工務店)施工のお客様から「煙突から鳥が入ってくる」「炉台が熱くなり過ぎる」ということで相談を受けて、現場を確認しに行った。
現場を見に行くと、薪ストーブの機種はピキャンオーブンというオーブン付きの薪ストーブで、炉が上、オーブン室が下にある設計だ。この機種のことをあまり知らない人だと、炉が上なのであまり下に熱が伝わらないだろうと甘く見てしまい、安易な鉄板一枚だけの炉台にしてしまったのだろう。
お客様はこの鉄板が触れなくなるくらい熱くなるということで心配されていた。実はこの機種は安定燃焼時はダンパーを切り替えて、排気が直接煙突に抜けるのではなく、オーブン室のある下側を経由してから煙突に抜けていく設計になるので、下部もかなり熱くなる。
そのため、鉄板一枚の炉台ではなく、ケイカルを下に敷いて熱対策するようにアドバイスした。当店でやっても良いのだけど、家を建てて内装工事をやった地元の工務店に依頼するようにアドバイスした。もちろん当店提携の工務店でもできるけど、出張費、宿泊費などの経費がかかって、地元の工務店でやるより価格的に高くなってしまう。
そしてお客さまがその工務店に依頼したけど、なかなか動いてくれないということにシビレを切らして、結局お客様が自分で炉台を制作してしまった。さすがに煙突を外して、薪ストーブを動かして炉台を敷きなおすのは、お客様が一人でやるのは無理があるので、その部分と、煙突トップの入れ替えだけを当店で行うことになった。
その時の様子を動画で撮影したので、紹介しよう。
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