最近、ヤフーニュースで、住宅地での薪ストーブへの苦情問題の記事が複数上がっているのを見かける。目に入った人も多いのではないだろうか?いつリンク切れになるか判らないので、該当の記事へのリンクと、スクリーンショットを貼りつけておく。
そこで、住宅地で薪ストーブを使用する際の注意点についてまとめた動画をyoutubeで公開した。この動画にはまだ炎上するほどではないけど、早速「住宅地で薪ストーブを使うなんてとんでもない」という趣旨のコメントが、複数ついている。ここからも推測できる通り、住宅地での薪ストーブ使用には厳しい目が注がれているのが現実であろう。
私の経験からは、周辺に配慮しながら乾燥した薪を上手に焚いて、住宅地でも問題なく使っているユーザーが多いけど、近所からクレームをもらってしまって、焚けなくなってしまったという相談を受けることもある。私が住宅地で施工した場合には、お客様には、下の動画のように【住宅地ならではの焚き方】を重点的にレクチャーしている。
薪ストーブは使い方次第で、かなり周囲に対する影響が違うので、一概には言い切れない面が多い。(薪も、焚き方も、煙突や設置環境も千差万別)薪ストーブを使っている家と周辺の家の配置、風向き、そして近隣住民が、神経質な人かおおらかな人かなどでも、かなり違ってくる。
最大限の配慮をして完璧に焚いたとしても、苦情につながるケースもあるのが現実だ。
私は薪ストーブ店として注意喚起の動画を上げたけど、ユーザーの立場からもDIY系での10万人登録の先輩人気ユーチューバーが同様の趣旨で動画を上げられていた。
煙突から目視確認できる煙が出ているのは、住宅地での焚き方として論外だけど、目視確認できない状態だとしても、薪を焚いている匂いは出ている。風向きによって、それを嗅いだ人のこれの感じ方は人それぞれなので、問題となっているのが現実だと思う。