ガンガン焚くシーズン中は天板の温度も高くなりますので、ヤカンを置けばお湯がボコボコ沸いてくれます。
しかしシーズン序盤と終盤は薪を投入し続けることも少なくなり炉内の熾火もそのまま鎮火させることが多くなります。
そうなってくるとコーヒーを飲みたくなっても、天板ではお湯を沸かせません。
- 1.炉内に直接ヤカンを入れる
そんなときは「炉内でお湯を沸かす」という選択肢もあります。炉内に残った熾火に直接ヤカンを置いて沸かすという「荒業」です。
写真では熾火が煌々として取手が溶けてしまいそうですが、大丈夫です。熾火が写真に写るようカメラのホワイトバランスを調整しているため、炉内が高温に見えています。
実際熾火の赤さは殆んど目視出来ません。
- 2.沸騰したお湯でコーヒーを
まだ薪ストーブを使われたことの無い方は俄に信じがたいかもしれませんが、薪ストーブの熱で沸かしたお湯でコーヒーを淹れると美味しさが倍増するのです。もちろんお湯やコーヒーだけでなく、ストーブの強力な遠赤外線で加熱した食材はみんな美味しくなります。
それは薪でお湯を沸かす『五右衛門風呂』にも言えます。
『猫のしっぽ カエルの手』に出演するハーブ研究家のベニシア・スタンリー・スミスさんも「薪で沸かしたお湯はやわらかい」と言っていました。
かわはら薪ストーブ本舗にも薪で沸かす五右衛門風呂を設置しています。
ご興味お持ちの方は是非薪で沸かしたお湯を体感してください。