国産薪ストーブメーカーの岡本が製造するAGNIは、伝統の鋳造技術に裏付けられた精度が高い機種です。
炉内でクリーンバーン燃焼させ、その燃え残りを更にダブル触媒でやっつけるという燃焼効率を追求したモデルです。
また触媒は取外し可能で「触媒機」→「クリーンバーン機」へと変身するユニークなモデルでもあります。
(あまりメリットは感じられませんが)
高い精度で製造されているためボルトや接着剤を必要とする箇所も少なく、写真のように分解も容易です。
今回ご紹介するのは岡本AGNIのメンテナンス「触媒の清掃」ですが、アッというまに終わってしまいます。
- 1.グリドルを外す
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まずは天板にある調理用の「グリドル」2つを取り外します。
ボルトで固定されていませんので手で取り外すだけです。
- 2.触媒を取り出し清掃する
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グリドルを取り外すといきなり触媒があります。
当然固定されておらず「載っているだけ」ですので取り出して刷毛で清掃します。
以上で触媒の清掃は完了です。
組み立ても
- 触媒を入れて
- グリドルを嵌める
だけの2アクションです。
如何でしたでしょうか。
同じ触媒機でも旧型アンコールの触媒へのアクセス作業と比べてみてください。
メンテナンス性が高いのも岡本の高い鋳造技術のおかげです。
長持ちさせるためには定期的なお手入れが必要な薪ストーブにとって、「メンテナンス性」はとても重要なのです。
触媒の価格
クリーンバーンとのハイブリッドモデルですが触媒を使用している以上数年に一度は交換が必要です。(触媒は車のオイル同様「消耗品」です)
AGNIは触媒をデュアルで装備しますので、交換時には通常の触媒機より2倍コストがかかります。
AGNIの触媒は定価25,000円×2つ=50,000円掛かります。(税、送料別途)
他機種とは違いユーザーが自分でも簡単に点検、交換できますので、出張費や工賃は節約できます。