だんだん寒さも本格的になってきて、自分で用意しておいた乾燥薪を焚き尽くしてしまって、仕方なく乾燥不足の割って間もない薪を焚いてしまっている人もいるだろう。1年の保管期間を確保できずに常に乾燥不足の薪を焚いているユーザーもそれなりにいる。
こういう薪を焚いていると、煙が煙突からモクモク立ち上がるのはもちろんだけど、煤やタールが煙突内に付着していって、動脈硬化のように少しづつ煙突の内面にコーティングされて付着していく。
これを安易に考えるのはとても危険だ。こういう煤やタールは可燃性なのだ。特にこういうフレーク状のものはかなりヤバイ。
回収したものをそのまま炉内で薪と一緒に焚くと、いかに良く燃えるかが実感できると思う。
煙突内に煤やタールが付着した状態で薪ストーブを焚いていると、煙突も加熱していき、コーティングされた煤やタールに引火すると、強い上昇気流を発生して、全部燃え尽きるまで消えないのだ。
煙突のトップからは火炎放射器のように炎が噴出して、煙突の表面温度は1000℃に達する。
煙突内の煤やタールが完全に燃え尽きるまで続く。この現象を「煙道火災」と呼ぶ。煙突貫通部分の木部から発火して家全体を焼失する危険がある。
薪の乾燥不足を甘くみていると、火災という大きなリスクを抱えることになる。
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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
うちは煙出せない環境のため、モクモクはやっていませんが、川原薪温存して行かねばならないので、針葉樹や人工薪、試し買い雑薪も使います。夜間再立ち上げ時は多少煙出しているかも知れません。
このような感じだと、煙突への付着はいかがなものでしょう?
山口透さま:
あけましておめでとうございます。こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
これまでの焚き方を見せていただいていますが、その焚き方の範囲では、現状で、それほどタールや煤は付着してないと思います。
シーズンオフの点検が楽しみですね。