鋳物用に鉄を溶かしたら、いきなり鋳型に流し込みたくなるけど、ドブレ社では違った。
溶かした液体からサンプルを取って冷やして固めてから研磨して、成分分析機にかけて、元素を精密に測定していた。そこで鉄以外の微量元素の比率を計測して、製品基準を満たしているかどうかを判定しているのだ。もし基準を満たしていなかったら、再度配合を変えて溶鉱炉で作り直ししているそうだ。
成分分析機
微量元素の成分比率を記録している
記録だけでなく、ロットごとにサンプルも保管している
測定している微量元素は多紀に渡り、炭素、珪素、マンガン、リン、イオウ、ニッケル、アルミニウム、銅、鉛、マグネシウムの10種類の元素を1000分の1パーセント0.001%単位で計測して記録していた。
ドブレの鋳物は精度も品質も素晴らしいが、このように厳密な品質管理の元に作られているからと、工場を見学させてもらって、良く解った。