厳寒期には、薪ストーブを焚き続けていて炉内で薪がガンガン燃えている状況が多い。そうなると炉内で焼き芋はなかなか作れない。そういう時には天板で作るのが良い。
春が近づいてきて、薪をくべずに、火を落とすこともでてきた。そんな時に熾火が少しすつ少なくなって、熾火より灰が多いくらいの、消えかけくらいの時が炉内で焼き芋をやるのに最適だ。あまり熾火の火力が強過ぎると、中まで火が通らないうちに表面だけ焦げてしまうのだ。
炉内調理の必要な火力は以下のような感じ。素材によって最適な火力が違うので、作りたい料理によってタイミングを決める。
炊飯>ピザ>肉>魚>餅>パン>焼き芋
焼き芋に最適な炉内状況
30分でひっくり返して、残り30分で裏面を焼き、合計1時間程度で皮がほんのり焦げる程度の火力が最適
でんぷん質が溶けて蜜みたいに柔らかくなってホクホクになる
焼き芋を美味しく作る時は温度が高すぎない方が良いのだ。デンプンを加熱して甘味を最大限に引き出すためには、80℃程度で長時間加熱することがポイントだ。落ち葉焚きの灰、石焼イモの石の間の温度と考えてみると、想像がつくだろう。ガンガン燃えていたり、熾火たたくさんある時ではないことは理解できると思う。
ちなみにこの作成時に、屋根の上に登ってソーラーパネルを取り付けていたのだけど、煙突から美味しそうな匂いが漂ってきて、完成のタイミングが判った。
最近、煙突とソーラーパネルのある家が多くなっています。お客様宅での煙突工事の時にも珍しくありません。ソーラーパネルをどう逃げるかが問題になるケースもあります。我が家でも、本日届いた100Wのパネルを屋根に乗せて固定しました。ありあわせの…
Posted by 川原 和博 on 2016年2月16日
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昼蓄電し夜帰宅してから使用できるようになったのは便利ですね。
初期費用は1000wではいか程ですか?
うさぎさま:
1000Wのシステムだとチャージコントローラー、バッテリー、インバーター、配線などで70万円ほどだと思います。
その他にパネルの架台、固定方法を考えなければならないので合計で80万円ほどでしょうか。
ご無沙汰してます。東京の宮田です。薪ストーブクッキングのことですが、灰受け皿の目皿の上に鉄板を置いて、灰受け皿内で料理をしてもストーブに悪影響はありますか。ちなみに使用しているのはヨツールF500です。ヨツールの販売店に聞いたところマニュアル通りに使用するようにとのことでした。ご存知だったら教えて下さい。
宮田文子さま:
その調理方法をしても問題ないですよ。
ガンガン焚いている時でも、ピザ、焼き芋など美味しくできますので、試してみて下さい。