先日お寺の桜の写真を撮りに行ったら偶然、薪が積んであるのが目についた。当然、チェックしに近くまで行った。開けた場所で日当たりも風通しも最高のところだった。斧や薪割用の株も放置されていて、気の向いた時にふらりとやってきて作業しているような雰囲気。
焚き付け用の杉の葉だけは雨に濡れると使い物にならなくなるのでその部分にだけ屋根をかけてあり、それより太い柴、枝、薪に関しては屋根なしで雨さらしだ。同じ太さごとにまとめてきれいに整理されていて、取り出す時もとても使いやすそうだった。
これほどまでにきちんと太さごとに分別されている完璧な薪棚は珍しいと思いつつ、近くに民家がないので不思議に思っていた。帰りがけに数百メートル離れた農家におばさんが農作業を終えて軽トラックで帰ってきたので「あそこの薪、使っているのですか?」と訊いたら「道路の向こうのきこりさんの家で使っているんだよ。どんな木でも切れる今では少ないきこりだよ」と教えてくれた。「向こうってどこ?」とさらに突っ込みを入れると「煙突が立っているからわかるよ」とのことだった。帰り道にチェックしたら、どうやら薪風呂のようだった。