薪の王様の樫は、薪割りして片手で持てるサイズにしても、ずっしりと手応えがあり重みを感じる。他の樹種はともかく、これは2年乾燥させて使いたいところだ。薪ストーブを焚き始めて2年目に1年乾燥させた樫を焚いたらシューと水蒸気が出てきて驚いた。
樫にも色々種類があって繊維がねじれるようになっている手強い種類もあるが、この樫は斧でも比較的、簡単に割れた。そして割れるときれいな平面になりやすい。平らな面が多いので積むときもラクだ。この時点で薪を置ける空いている場所は、予備のスペース我が家の軒先の特等席だけだ。王様にふさわしい場所になった。
私の場合はいわゆる「薪棚」というのは基本的には用意していない。余興で作ってみたこともあるが要らないと思った。今では基本的な乾燥は「薪棚」では行なっていない。別の場所で乾燥済みの薪を持ってきて入れておく『焚く直前の自宅敷地内での保管場所』という意味合いになっている。
2年間の乾燥期間は、写真のように下を丸太で浮かして、薪を井桁に組んでいき、自立して置いてある。棚の中に入れなくても問題はない。多少の地震でも崩れたことはない。写真では壁にくっついているかのうように見えるが壁との間には数センチの空間が確保されている。家の軒下の場合は軒が屋根代わりになってほとんど雨は当たらないし、露天に置く場合には薪の上に波板を置いて、重しをしておくだけだ。