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二重断熱煙突ならみんな同じ?

薪ストーブのメーカーにこだわっている人でも、意外と煙突のメーカーに無頓着な人が多い。
普段は国産のメトスの煙突を使っているので、その品質が当たり前だと思っているけれども、たまたま機会があって海外製の煙突を使うと、あまりの差にびっくりしてしまう。実物を手に取って比較してみれば誰でも感じ取ることができると思うけど、煙突工事をする立場の人間でないと、なかなか詳細に渡って触れる機会がないので、知らないユーザーがほとんどだろう。取り付け後の煙突を見たら、隠れてしまって違いは判らないから無理もないだろう。 しかも困ったことに、数年のうちには差があまり出ないで、10年20年というある程度の時間の経過とともに大きな違いが出てくることなので、問題が出た時には色々な意味で手遅れになってしまう。
広告宣伝が上手な大手薪ストーブ店が取り扱っているような英国製の煙突は「トップブランド」とか「高性能」とか謳われているけれども、実際にはひどい品質だ。ましてコピー製品の激安の中国製は言うまでもない。これは誹謗中傷ではなく事実なので仕方ない。以下に証拠写真とともに解説しよう。
薪ストーブのメーカーにこだわる人は、煙突のメーカーにもこだわりたい。煙突のブランドも指定するくらいの賢いユーザーになろう。
セルキルク(英国製)の煙突のコネクター部分と溶接部分
コネクターが打ち抜き、切り欠きになっているのでこの部分から断熱材のパウダーが漏れる
長い年月の間にジョイント部分から雨や湿気が染み込んでいき、じわじわと断熱性能が落ちていく
煙突掃除の際に外す時も固着して作業しにくい
筒の溶接部分も荒い仕上げではっきりと溶接跡が筋になって見える
ちなみに中国製の場合は溶接不良で、その溶接部分から雨が染み込んだ実例もある
メトス(国産)の煙突コネクター部分
プレスで断熱材と外部は完全に遮断されているので雨や湿気の侵入の心配はない
日本の気候を知り尽くした適切な設計になっている
筒の溶接跡も綺麗で光を当てて良く観察しないと判らないレベル
精度も良く接合状態も完璧
何の不安もなく安心して煙突工事できる
セルキルク(英国製)の筒の内側
何故か貼られている煙突内側のシールが、糊がきつくて綺麗に剥がれない
燃やせば良いという設計思想なのだと思うが、これが炭化して剥がれて飛ぶ紙屑もなんだか・・・
セルキルク(英国製)の二重断熱煙突スライド部分の精度の悪さ
同芯円になっていないので、隙間が発生しているのが確認できる
セルキルク(英国製)の二重断熱煙突のスライド部分の外側
同芯円になっていないので、内側同様に隙間が発生している
この芯のずれは見た目ではっきりと判るレベル。恐るべき精度の悪さだ
強引に無理やり押し込まないと入っていかないのだ・・・

かわはら

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