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炉壁作りの鉄則

何も知らないと、パッと見たイメージのまま既存の壁に不燃材を直接貼り付けてしまいがちだ。そうすると、薪ストーブの熱を受けて温度の高くなった炉壁の熱が既存の壁面にまともに伝わってしまう。薪ストーブの機種や離隔距離にもよるけれども炉壁は100℃程度になることもある。既存の壁のすぐ内側は間柱などの木部なので、低温炭化や火災のリスクが高くなる。
基本は炉壁の不燃材は、鉄骨やアルミアングルなどの金属材で25mm以上浮かして空気層を確保して、ケイカル板を貼り付けてもう一枚の壁を作って、そこに不燃材を貼る。(タイルや石、金属板などの炉壁の場合)
先日、薪ストーブ設置工事をした鎌倉の新築の家では工務店がOMソーラーも取り扱っているらしく床からの空気吹き出し用のスリットを炉壁の上に使っていて上手に納めていた。空間にアルミチャンネルを使っていることも確認できる。
タイルや薄い石よりも、蓄熱性が高く保温性が期待できるレンガも炉壁としてお勧めの素材だ。その場合には下地のケイカル板や骨組みは不要だけど、既存壁の内側の間柱と、レンガを何らかの形で固定して、地震の際の転倒防止の対策をしておこう。
このように空気層を確保することで、既存壁に熱が伝わらずに、安心して使うことができるようになる。



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  • お久しぶりです。ひたちなか市のすがいです。
    我家のドブレ640CBはOMソーラに後付けした
    ものですが、薪ストーブ設置を考慮すれば
    こんなスマートな設計もあるんですね。
    よなよなエールですが、近場のローソンで、扱
    いは一種類のみですが、消費税5%込250円で
    置いてます。冷えてなくてもゆっくり楽しめる
    のでエール好きになりました。
    我家のような住宅地では、煙突から煙を出した
    くないので、アースリー本店や川原さんに指導
    していただいた薪ストーブの焚き付け法は必須
    です。640CB背面の吸気口を磁石で塞いだら調
    子良いです。今後はダンパー設置も検討してい
    ます。どんな燃やし方をしても近所迷惑になら
    ない環境の方は、自己責任で良い訳ですが、
    資源の有効利用という意味でも煙を出さず燃焼
    効率をあげて炎も楽しみたいです。

  • すがいさま:
    OMソーラーの吹き出し口の金具を上手く利用してすっきり仕上がっていますよね。この家自体はOMソーラーにはなっていないのですが、工務店がOMソーラーを手がけているので、部材のアイデアが出たようです。
    よなよなエールをコンビニで買えるのはありがたいですよね。このビール、キンキンに冷やさない方が、香りが楽しめて美味しいですよね。
    煙突から白い煙を出さないのは、近所迷惑の防止の観点からだけでなく、資源活用の視点もありますよね。完全燃焼で、無駄に大気中に本来燃えるはずの成分を逃がさないということも大切です。
    640CBの「裏技」試されたようですね。
    さらにダンパー付加も、調整範囲が広がって面白いと思います。

  • OMソーラと薪ストーブの相性は凄く良いと聞きました。
    どう良いのかとても興味あります。

  • うさぎさま:
    OMソーラーはファンとダクトで強制的に家の上に溜まった熱気を床下に送り込む仕組みですよね。
    薪ストーブによって温められた室内の空気が上に行くので、それも床下に下ろしてくれるシーリングファンのような働きをシステムがしてくれるからだと思います。

  • うさぎさまへ
    OMソーラは、昼間、屋根で集熱して床下に蓄熱する喚起システム
    なので、夜もストーブからの熱を家中に循環出来ます。また、一般
    にOMソーラを設置する場合、窓ガラスや壁の断熱性能も良いもの
    にするので、ストーブを効率的に使えます。そのような事ことから、
    相性が良いというのだと思います。でも、うちの場合、吹き抜けと
    階段で薪ストーブの熱は家中によく循環しますから、OMソーラ
    でなくても、薪ストーブを考慮した設計であれば十分だと思います。
    川原さまへ
    いろいろ、エコ話題でお話したいことがあるのですが、ちょっと
    簡単にご報告(笑)。
    18年、18万キロ乗って、薪運びにも便利だったモンデオワゴンを
    下取りに出して、電気自動車(日差リーフ)に乗り換えました。
    試してみると、自宅と日産ディーラーでの充電をいとわなければ、
    燃料費はほんど掛からないので、航続距離の短さも問題なしです。
    下取り費用とエコカー補助金で、230万程度で乗り出せました。
    EVにも批判はありますが、使われてない夜間電力で20万台は走
    らせられるそうですから、十分エコではと思います。
    また、リーフのためにNECと日産で共同開発したLi蓄電池を使った
    家庭用蓄電システムのレンタルシステムが、昨年から出てます。
    最近、TVやネットのCMあり、これから普及しそうです。夜充電
    して昼間運転などを自動でしてくれて、月5千円程度(何と東京は
    補助金のおかげで2千円ちょっと)のレンタル料でで節電出来ます。
    夏場、クーラー使用料の多い家庭なら2万円や3万円の節電になり
    そうです。ここのホームページでシュミレーションも出来ます。
    こういうレンラルビジネスもありかと思う、うまいLi蓄電池普及
    法ですね。
    川原さんに整地をご援助いただいた山武の20kWソーラ発電は順調
    です。薪ストーブコンサルなど、川原さんの営業形態は多いに世の
    中に役立っていると思います。では、またお会い出来た時に。

  • すがいさま:
    OMソーラーの補足説明をありがとうございます。
    私も電気自動車(リーフ)は注目しています。運動性能、静けさなど自動車として快適だと思います。(EVタクシーで経験済みです)おっしゃる通り、航続距離は充電をうまく行うことで対応できますね。
    これからの時代はエコの観点も重要になってくると思っています。私も自分の経験からのアドバイスが役に立てばうれしいです。

  • こんにちは。
    自分ちの画像が出てるって不思議な感じですね^^
    手前味噌ですが、なかなかうまくいったなあと思ってます。
    色々勉強した甲斐がありました!
    奥の給気口はこうやって画像で見るとやっぱり結構目立ちますね。
    気になったのでステンレスのタイプに交換してもらいました。
    よりスマートになって満足度アップです。

  • えちぢさま:
    本当にいい感じで納まっていると思います。一段低い炉台はユニークで素敵です。使い勝手や実用性とも両立していますよね。
    吸気口、プラスチックからステンレスに変更してさらにカッコ良くなったことだと思います。
    まだまだ忙しいと思いますが、ブログでのレポート楽しみにしています!

  • 初めてコメントします。薪ストーブ初心者でブログで勉強させていただいています。
    ど素人の質問で恐縮です。
    薪ストーブの背面の壁はそんなに熱くなるのでしょうか。ストーブの型にもよると思うのですが、ドブレ ヴィンテージをショールームで見学した際に、ストーブ真横はあまり熱を感じませんでした。
    背面にも蓄熱できるくらいの放熱があるのでしょか。

  • NKNKさま:
    背面から炉壁までは距離が近いので、天板後部からの熱がまともに放射されます。背面からも熱はそれなりに放熱されていますが、天板からも無視できないです。
    ショールームではお客様が来店される直前のみしか焚いてないので熱の実感は得にくいと思います。
    最大で100℃程度に炉壁がなることもあります。

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