昨日は、鉄を叩いて作った手作り暖炉のお家の煙突掃除と、メンテナンスもさせてもらえた。
開放型の暖炉のため、煙突から落とした煤が室内に飛び散らないように養生した
分解整備して、内部の構造まで観察しながら、色々と勉強になった。
炉内の煤を落とした後
これだけしか付着していなかった
今回、一番強く感じたことは、触媒とかクリーンバーンなどの二次燃焼の機構があるから、煤や煙が出ないわけではないということだ。
この手作り暖炉は、触媒も二次燃焼も全くない開放型の単純な構造のものだ。「さぞかし、煤がたくさんついてメンテナンスが大変だろう・・・」と覚悟を決めて作業に取り掛かったのだけど、意外と煤の量は少なくて、なんと「コーヒーカップ一杯分」という極めて優秀なものだった。薪ストーブでも丼一杯とか、バケツ一杯とかの煤の量はざらなのに、何の二次燃焼の機構がついてない単純な暖炉でこの煤の量ということから、あるひとつの結論が導き出される。
トップへの煤の付着も少ない
煙突内も煤の付着は少ない
一辺が220ミリの正方形のためブラシを連結する
回収した煤の量はこれだけ(茶色が炉内、黒が煙突、合計でコーヒーカップ一杯分)
その結論とは、煤や煙の量は薪ストーブの種類や機種の違いよって増減するのではなく「薪の乾燥」と「焚き方」で決まってくるということだ。乾燥した薪を高温で焚けば、二次燃焼の機構などなくても、煙突が詰まるようなことはないのだ。
逆に言えば、丼一杯とかバケツ一杯の煤を出している薪ストーブユーザーは、薪の乾燥や焚き方に問題があるということになる。
関東でも朝晩は冷え込むので「まだ焚いている」という人は、使用期間の終了後で良いけれども、「もう今シーズンは焚かない」と区切りがついたユーザーは早めにメンテナンスしておこう。
「(次回からは)自分でやりたい」という人には、丁寧にやり方を指導するし、「プロに全部お任せしたい」という人も含めて、煙突掃除やメンテナンスの依頼を(遠方でも)気軽にどうぞ!遠方の場合には旅行がてら、楽しみながらお伺いします!
04月02日(昨日)のデータ
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車は燃費が注目されますが、薪ストーブの燃料費
は、二次燃焼の機構などは主要因ではないのです
ね!「薪の乾燥」と「焚き方」が悪いと、触媒も
クリーンバーン機構も意味がないとの認識を常識
にしたいです。この認識は、ストーブメーカーの
目先の営業にメリットがないのかな?
すがいさま:
薪ストーブの燃費に関しては、触媒機が一番良いのは間違えないです。
次にクリーンバーン、そして開放型と、構造によってそれなりには違います。
しかしながら、薪の乾燥と、焚き方で、そのカタログスペックは簡単に逆転します。
車でも同様で、免許取立ての初心者マークの人が高性能な車を運転するよりも、レーシングドライバーがファミリーカーを運転した方がサーキットで早く走れますよね。それと似ていると思います。
比較的、ネスターマーチン(というか京阪エンジニアリング)は、薪ストーブの性能の重要性よりも薪の性能の重要性の方が大きいと謳っていますが、なかなか、その事実は普及しませんねぇ。
触媒やクリーンバーンの煙突に煤やタールが大量付着している、不完全燃焼の証拠を見るのはつらいです。