「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということわざがあるように、炉内の灰も多ければ多いとういわけでではない。
灰が多くなると熾き火の持ちが良くなる傾向になるけど、一定量より多くなると、今度は弊害が出てくる。
まず、炉内に投入できる薪の量が少なくなる。灰の分だけ物理的に容積が小さくなるからだ。溜め込んでいる人は、試しに灰を取り除くと「こんなにたくさん薪が入れられるようになった」とけっこうびっくりすると思う。
それから本来の設計通りの一次空気の流れが阻害される。このことで効率良く燃えなくなってくる。
ドブレ700SLの一次空気の噴出し口(サイドローディングの扉から観察すると判りやすい)
今回、扉が外れた700SLユーザーも思いっきり灰を溜めていて、一次空気の噴出し口を塞いでしまっていた。せっかくのパワフルに効率良く燃やすための機能を殺してしまっていたのはもったいない。それに、灰があまりたまると、扉を開いた時に灰が外にこぼれたりして、掃除も面倒だ。
灰は炉底に2-3センチ残して、余分な分は撤去した方が総合的な観点から良いと思う。
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本日の記事とは関係ないのですが、質問させてください。
ドブレ640CBを使用しています。
炉内も十分に温まり二次燃焼の空気を半分くらい絞っていた時、時々炉内に黒い煙りのような物が漂います。
これは何でしょうか?
薪の乾燥不足でしょうか?
お忙しいとは思いますがよろしくお願いします。
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もんもさま:
それは炉内の温度が十分に上がってないための、二次燃焼できない未燃焼ガスです。
「十分に温まり」というふうに感じてるようですが、不十分ということです。
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有り難うございます。
『ガラスが煤けない』焚き方ができていればOKみたいに思っていましたが薪追加のタイミングが遅かったようです。
今夜から気をつけてみます。
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もんもさま:
ガラスの煤け方も目安の一つですが、それだけでなく、炉内の煙、煙突からの煙などもチェックポイントですので、しばらくの間、意識してみて下さい。
だんだん慣れてくると判るようになってきますよ。
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記事の主題からそれちゃいますが、ロストル下と別に側面にも1次空気の流入口があるんですね。
ドブレで安定燃焼させるポイントになってる所ですか?
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かなパパさま:
これは側面ではなく、正面中央です。
ドブレの現行モデルでは700SLにだけある、強力なポイントです。威力は絶大です。
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この正面からの吹き出し口は、メリットとして、ロストルが灰で埋まって灰受けからの1次流入が絶たれた後も、エアーカーテンに頼らずに1次空気を安定供給できる。
という認識であっていますか?
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かなパパさま:
その通りです。