煙突掃除の際に、煙突トップを外すのは基本中の基本だ。下からブラシを突いたところで、トップに付着した煤を取るのは不可能だ。トップの網目が煤で詰まると、最終的には全く燃えなくなるし、その前に煤が飛散するようになる。下からブラシを突いても絶対に完全な煙突掃除はできないし、煙突をバラしたりする手間も大変だし、作業時に煤が室内に飛散することを考えると合理的なやり方ではない。
そこで煙突トップにアクセスする際には、二連梯子をかけるのが一般的だ。緩い勾配の屋根であれば雨どい部分に二連梯子をかけてそこから屋根に上って、歩いていけば良い。
しかし、勾配のきついログハウスの場合は屋根の上を歩くのは不可能だ。ロープを反対側からかけて登山するようにロープを伝っていく方法もあるが、固定場所の確保なども含めて、ロープをかける作業が大変だ。
写真のように屋根材の上に梯子を載せるように渡してしまうのが単純で容易だ。しかし、このような梯子の掛け方をした場合に、何の対策もしないと、体重を支えきれずに梯子が、滑ってずり落ちたりする可能性が高い。安全第一で作業する必要があるので、必ず梯子がずり落ちないための対策をして臨みたい。
今回の現場は車が入れる状況だったので、タイヤで二連梯子の足元をがっちり受けた。これにより何の不安もなく梯子を登っていくことができた。
地上から直接梯子をかけられない場合などは、屋根の軒先まで足場を組んで、その足場で梯子を受けて、屋根材に梯子を乗せるという方法もある。