私は、かつて、ドブレ700SLを見て、この機種に惚れ込んで、薪ストーブ屋をはじめた。
このような魅力的な製品を作るドブレ社を訪問する機会に恵まれて、そこで実はドブレ社は自社ブランドの製品だけでなく、欧米の誰もが知っているような様々なメーカーの製品をOEM(original equipment manufacturer)生産(相手先ブランドでの委託生産)しているということを知った。
日本車の例で言えば「日産のモコという車は、実はスズキが作っている」ということみたいに考えると解りやすい。あるいは、同じメーカーで、トヨタのかつてのベストセラー「マーク2」「クレスタ」「チェーサー」が販売のディーラーが違うだけで、フロントグリルや、ブレーキランプの形状が微妙に違うだけで、ほぼ同じ車ということで考えてもらええばイメージとして理解しやすいと思う。
フランスの薪ストーブメーカーSEGUIN(セガン)社の製品も、実はベルギーのドブレ社で鋳造されている。鋳造されたパーツをフランスで組み立てているので”Made in France”ということになるけど、実際にはセガン(SEGUIN)社のサファイア(Saphir)、トパーズ(Topaze)、ジェイド(Jade)は、ドブレの640CB, 760CB, アストロラインとほぼ同じだ。外装パーツのデザインが若干違うけど、構造および性能は全く同じだ。
SEGUIN(セガン)社の製品の詳細はこちら
SEGUIN(セガン)社の製品も、鋳物の黒塗装だけでなく、ホーロー(エナメル)バージョンも選択可能
ドブレの薪ストーブは欧米のメーカーの中では比較的コストパフォーマンスに優れている。だから、薪ストーブのメーカーに特にこだわりのないお客様には、これまではドブレをお勧めしてきた。
たまたま縁があって、SEGUIN(セガン)社の日本での総輸入元の「日本薪ストーブライフ株式会社」の成田社長と知り合って、わざわざ、かわはら薪ストーブ本舗のショールームに訪問してくれた。
日本薪ストーブライフ株式会社の成田社長と私、かわはら薪ストーブ本舗のショールーム前でのツーショット
私と、ほぼ同年代(成田社長の方が少し若い)で、薪ストーブ業界での立ち位置というか、これまでやってきた工事や部材の使用経験などで話題として共通する部分が多く、話していて盛り上がった。
その話の流れで、SEGUIN(セガン)社の製品であれば、同じ性能でありながら、ドブレの製品よりもさらに格安で仕入れることができることが解った。販売価格もその分、適正な利益を乗せても、必要に応じて安くできるので競争力が上がるし、お客様にとっても、私にとってもメリットがあると判断して、この製品を今後、積極的に取り扱っていきたいと思った。ドブレと外装デザインが微妙に違うだけで、構造や性能は全く同じ製品なので、このメーカーの機種も選択肢の一つとしてありだと思う。今後、ドブレでもセガンでも、どちらのメーカーでも取り扱うことはできるけど、セガンであれば同じ性能を、より安くということが実現するので、抜群のコストパフォーマンスの製品となる。
きちんと、「日本薪ストーブライフ株式会社」が、日本での正規輸入元として、アフターサービス、部品の供給をしていく体制を取っているので、お客様に迷惑はかけないということも確認が取れた。
かわはら薪ストーブ本舗は、関東での、セガンの薪ストーブの代理店(ディーラー)としてリストに入れてもらうことになった。
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以前、サファイアを見る機会があったのですが、外観もさることながらバーミキュライトの配置やアッシュベッドの格子があまりにドブレに似ていたのでもしかしたら、、、と思っていました。やはりそうだったのですね。
例えで書かれているように自動車が身近なOEM製品の例としては分かりやすいですが、薪ストーブの世界では他にも同様の事例があるのでしょうか?
ガヤさま:
本文中にも記載してますが、ドブレは鋳物メーカーですので、世界中の大手各社の薪ストーブの鋳物パーツを鋳造しています。
その量は、自社ブランドのドブレとして売られているものより多いと思われます。
ジェイドはアストロラインだし,まじでOEMですね.
はごろも天女さま:
ドブレのデザインに見慣れていると、違和感があるかもしれないですけど、フランスのおしゃれなセンスが出ていると思います。