お風呂から上がったばかりで、汗をかいていて、あまり乗り気ではなかった様子の施主さんだけど、無理を言って火を入れてもらった
既に別の薪ストーブを使っているユーザーで、それなりの経験は積んでいたので取り扱い説明しなくても何とかなるとは思うけど、実際に空気調整するタイミングとかは機種ごとに違うので、今回導入した760CBならではの焚き方をポイントを絞ってレクチャーした。誤った使い方をして遠回りするよりも、最初から正しい使い方でスタートしてくれた方が良いからだ。
私のところへ薪ストーブの設置工事の依頼をしてくるお客様は「それなりに自分で勉強している」「ある程度の経験を積んでいての2台目」「設計士」「エンジニア」「職人」など原理原則をきちんと踏まえていて、単純に薪ストーブ屋の言いなりにならない人が多い。そういう人たちに対して、納得いく解決策を提供できることが、うれしい。今回も、私のブログをかなり奥深いところまで読み込んでくれていたこともが、会話の中からも感じることができた。
信頼して呼んでくれたからには、自分のできる可能な限りベストの施工をして、誰に見せても恥ずかしくないようにしたいと思っている。今回も妥協しないで施工した成果が出て、充実した時間を過ごすことができた。
火を入れると場の雰囲気が変わる
広い和室に薪ストーブが違和感なく溶け込んでいる。畳の和室に薪ストーブというのは、意外と少ない設置状況だと思う。畳と炉台の取り合い部分に欅材を贅沢に使った見応えのある炉台だ。
室内側は普通は45°で折り曲げてしまいがちだけど、この現場では30°のエルボで排気抵抗が少なく折り曲げて、煙突掃除の時には、煙突をバラさずにメンテナンス用の蓋を取り外すだけでスムーズにブラシが通るような設計にしてある。この室内部分での折り曲げは薪ストーブ裏の鉄骨やエアコンの配管を逃がすためだ。
なかなか難しい工事だったけど、無事に綺麗に納まって良かった。
薪ストーブの炎と、京都の日本酒と、富山のホタルイカのコラボ
畳と違和感なく納まっている炉台にも注目。胴縁の欅の無垢材も素敵だ。
喜びを共有できて幸せだった
空気調整をしてからのオーロラ炎に見入る二人
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灰や木屑が畳の目に入り込んだりして、掃除が大変そうなイメージがありますが、大丈夫でしょうか?
Mr.トリデさま:
良く見ると欅の無垢材が畳、炉台よりも微妙に高くして、灰や木屑が入り込まないように配慮しています。
単なるフラット、ツライチにしていないところがポイントです。