室内が漆喰仕上げの内装壁の場合、炉壁も漆喰にすると、室内の空間のインテリア性を損なわない、すっきりとしたデザインになる。
今回の愛知県の現場は「炉壁を施主さんがDIY作成したい」ということだったので、事前にアドバイスして、準備が整ったのを受けての設置工事となった。
ちなみに天井の化粧板の方も、作成、塗装も施主さんが事前に行ったものを使用している。このように自分でできるところはやると、完成した時の喜びも、工事を丸投げするよりも、はるかに大きくなるだろう。(もちろん、いきなりは無理なので、最初は別の小物作成などで工具類の取り扱いに慣れておく必要はあるが・・・)
すっきりシンプルな炉壁
主役である薪ストーブ本体が、ソープストーンで素材の味わい、特徴が個性的で主張するタイプなので、よくあるレンガなどの炉壁ではお互いが主張し合ってチグハグになってしまう。よほど素材同士の組み合わせを吟味するか、主張しないタイプの炉壁が相性が良い。
(真横から)間柱に鉄骨を打ち付けて空気層を確保して、鉄骨にケイカル板を打ち付けて、漆喰を塗る
(斜め上方から)真横に回り込まなければ違和感はないが、気になる場合は木枠などで囲うのもありだろう
外壁から、薪ストーブへの外気導入ガラリも炉壁を貫通させている
背面の下側に製作者のサインが彫り込まれている
このサインは「責任を持って私が作りました」という証だ。ハースストーンのソープストーン性の薪ストーブには、このように一台一台ごとに愛情が込められている。
かわはら薪ストーブ本舗ではDIYで炉台、炉壁を作成したい場合には個別の案件ごとに具体的なアドバイスを行っている。
来春、希望者がいれば、店舗で炉壁作りに直結する壁塗り講習会も行おうと思っている。