Categories: 薪ストーブ

軌道に乗ったヒミエルストーブ

従来は研究開発のフェーズだったけど、いよいよ商品開発も進み完成形となったヒミエルストーブのKD01の納品に立ち会うことができた。製作者の西岡さんによる、取り扱い説明の様子を見ていて、新たなフェースに入ったことを感じた。進化して発展していく場を共有できてうれしかった。

発売当初は注文してから2-3か月待ちで納品可能だったけど、現在では注文が殺到して、今注文しても納品できるのが来年(2022年)の9月という状況だ。今年(2021年)の9月ではない。行列のできる店となった。

西岡さんが一人で手作りして、納品、取り扱い説明をしているので、大量生産、大量販売できる商品ではない。パーツを外注で制作したとしも、溶接や組み立ては結局は自分でやらないと一定の精度、品質が保てないので、生産台数に限りがあるのが現実だ。今後、生産体制を向上させて、もう少し納期を縮められるようにと話してきた。その計画も着実に進めていかれると思う。

仮にフルパワーで週に1台制作したとしても年間40台程度の生産が限界だろう。しかし、作って売りっぱなしにできない性質の商品だ。つまり、搬入、設置、取り扱い説明はもちろんのこと、設置のための打ち合わせ、煙突工事などで、外出する日数も必要で、フルパワーでコンスタントに単純に週に1台の制作を続けることはできない。現実的には、その半分の年間20台程度というのが、一人で作業できる限界だろう。

それ以上の注文が続いたら、煙突工事、搬入、設置、取り扱い説明など、これまで西岡さんがやってきた部分を、提携する薪ストーブ屋に投げて、西岡さんは自分しかできないヒミエルストーブの生産に集中するというフェーズに入るしかないと思う。

ヒミエルストーブは、ユーザー自身が内部構造を理解してメンテナンスも行う必要があるので、火入れ前に、その方法をしっかりレクチャーするところから取り扱い説明がはじまる。

取り扱い説明中の一コマ

実際に火を入れて、少しづつ炎を育てていく。このやり方は、薪ストーブの焚きつけよりも、焚き火に近いと思う。小さな炎を焦らず、少しづつ育てていく。特に最初のうちは、太い薪を入れずに、細割りで炎を立ち上げて燻ぶらせないようにしていくのがポイントだ。

ヒミエルストーブはお客様のご自宅に設置してから一番大きな仕事が待っています。 それは…操作説明です。 同行して下さった川原さんの記事にも操作説明の事が書かれている通り、通常の薪ストーブとは異なる操作やメンテナンスが必要になるので「もう帰って

300キロの薪ストーブ本体が蓄熱して安定燃焼するようになると、薪の消費も少なく燃費が極めて良いのが特徴のヒミエルストーブだ。併せて、オーブン室よる料理が楽しめる一石二鳥の暖かく、楽しい、魅力的な薪ストーブだ。

扉の開閉方向、煙突の取り出し方向など、ユーザー宅の設置環境に合わせてカスタマイズして一台づつ制作しているので、既製品とは違って、ぴったりと希望に合う使い勝手が得られる。

西岡さんとヒミエルストーブKD01のツーショット

これまでとは違う新たなステージに入ったヒミエルストーブの今後が楽しみだ。

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