Categories: 煙突薪ストーブ

ヒミエルストーブにて、シングル煙突と二重断熱煙突の比較実験に着手(1)

ヒートライザーの内蔵されているロケット燃焼形式のヒミエルストーブで、シングル煙突と二重断熱煙突の燃焼実験を行った。

一般的に「ロケットストーブはヒートライザーで燃焼ガスが押し出されるので、煙突はシングル煙突でもOK」と言われて、信じられているいることが多い。しかし、実際にはどうなのか?これを検証するために、シングル煙突での燃焼と、二重断熱煙突での燃焼でどういう違いがあるのかを、テストしてみた。

【前提条件】

■使用する薪(燃料)については、バラつきを出さないためにオガライトを使用(含水率、サイズを統一)
■どちらの計測においても、薪ストーブが完全に冷えて、炉内に熾火がや灰がほとんどないゼロスタートでの開始
■薪ストーブの機種、薪は統一して、二重断熱煙突とシングル煙突と差し替えて計測日を改めて3日間かけて検証(初日に二重断熱煙突、2日目にシングル煙突、3日目に検証のために再度二重断熱煙突)
■「ゼロスタートからの立ち上げ」「安定燃焼時で1時間以上」「薪の投入を止めた後の温度低下」の3つのフェーズをチェック
■薪の投入本数、オーブン室温度、天板温度、排気温度、煙突負圧、空気消費量の6項目を記録
■「安定燃焼」の定義は、各項目が安定した数値となり、煙突から目視確認できる白い煙が完全に見えなくなった状態とする
■煙突長さは、シングル、二重ともに、どちらも4メートル

「クリーンバーン形式」「触媒形式」など薪ストーブの燃焼形式は色々あるので、それぞれの機種で、同じように実験すれば今回のロケット燃焼方式の薪ストーブとまた違うデータが取れるとは思う。今回はあくまで「ロケット燃焼方式」のヒミエルストーブでの実験結果だということで、単純にシングル煙突と二重断熱煙突の違いを普遍化、一般化したものではないということを補足しておく。

燃料の均一化のためにオガライトを使用

薪を使うと、サイズ、含水率などのバラつきが出てしまって正確な測定にならないので、今回は敢えて工業製品のオガライト(おがくずを高温、高圧で固めて作った均一な性質)を燃料として使用して消費した「本数」を記録。

動画の中で出てくるメーター類、計測機器類の説明を以下の写真で行っておく。

煙突内の負圧(ドラフト)量を計測

排気温度、天板温度、オーブン室温度を3chで同時計測

空気流入速度(空気消費量)の計測で単位はm/sでレンジは5のところ

実験結果や考察は長くなるので、明日の記事にて公開予定だ。

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