表面近くに鉄筋が入っているところ
木造の建物の場合は木下地が入っていれば概ねビスやコーチボルトで金具を固定できる。たまたまその木下地を止めているビスの頭と干渉することもあるが、その場合は数ミリ位置をずらせば問題ない。気軽にサクサクと進めていける。
しかしRCの建物の場合には内部に鉄筋が入っていると、そこから先のドリルでの穴開けが困難となる。今回、煙突施工する建物の、他の部分を見ると手ごわそうな気配が漂っている。アンカーボルトを打ち込む作業は、かなり大変なのだ。
表面近くに鉄筋が入っているところ
少し奥に鉄筋が入っているところ
3か所目の穴でようやく足場固定用のアンカーを打てた
足場のアンカー固定状況
足場屋さんも足場をアンカー固定する際に3か所穴を開けて、ようやくアンカーボルトを埋め込めるだけの使える穴を開けられたことが見て取れた。
とりあえず、固定金具を止める位置に穴に合わせてマーキングする。その際、単純に点や丸だけだとNGだ。振動ドリルで穴を開ける際に、周りが崩れたり、剥がれたりするので、かなり広範囲に縦横の線を描いて、その交点がセンターとなるようにして、穴の周辺が崩壊しても、センター位置が明確に判るようにするのがコツだ。
取り付け金具の穴に合わせてマーキングしてからセンターポンチを打つ
また、4か所の穴を開ける場合、所定の深さまで一か所ごとに一気に仕上げない方が良い。それぞれの穴を少しづつ深く掘り進めていく。理由は、もし鉄筋と穴の位置が干渉して、それ以上掘り進めない穴が一か所でもあったら、取り付け金具の位置を変更する必要があるからだ。現場あるあるで、3点完璧に穴を開けたら、最後の1点が使えず、結局取り付け金具の位置をずらして、最初からやり直しということがよくある。
振動ドリルで穴を開ける
アンカーボルトを入れて打ち込む
ちなみにアンカーボルトとは、センターのピンを叩き込むことで埋め込んだ部分のアンカーが開いてコンクリートの穴に固定できる構造のボルトだ。
固定金具の取り付け
RCのビルの躯体へ煙突を固定
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