既存の薪ストーブと煙突
世間では、お正月休み期間の最終日の5日(日)、帰省、行楽帰りの車が多い中、積雪している高萩の現場へ行ってきた。現場付近は、四輪駆動かつスタッドレスタイヤでないと厳しい路面だった。
この現場は「既存の薪ストーブと煙突を撤去して、また1ヶ月後に元通りに取り付けてくれ」という不思議な内容の依頼だった。全く意味不明な依頼だったので「撤去した薪ストーブを現場のどこか邪魔にならないところへ置いておくことはできないのか?」「現場の家具も、当店の作業の前後に、引っ越し業者に頼んでいるということなので、その業者で保管は無理なのか?」とか確認したが、「薪ストーブ専門業者でないので、難しい」ということだった。
なんでそんな不思議な仕事を依頼してくるのか、さらに突っ込んで確認したら「貸別荘を借りて、そこでテレビドラマの撮影をする。内装のイメージがドラマの設定と違うから薪ストーブをどかして、美術チームがセットを作る」ということだった。
イメージにあったロケ地を選定して撮影するのではなく、既存の内装を全部撤去して、新たにセットを作って、終わったら解体撤去処分して、また現状復帰しているなんて、すごい時間、手間、お金をかけて制作しているのだと驚いてしまった。
引っ越し業者による家具の撤去の終盤に現場へ到着して、状況を確認した。
既存の薪ストーブと煙突
何も考えずに煙突をバラしてしまうと、後で組み立てる時に順番や向きが判らなって大変なことになる。シングル煙突をビスで止めているので、向きが一致しないと穴の位置が合わなくなり、パズル状態になってしまうのだ。作業前に養生テープで向きを明確にして順番をマジックで書いておく。
分解すると順番や向きが不明になるのでマーキング
外せるビスは全部外したが・・・
エルボの部分も取り外したかったけど、この部分はリベット打ちされているので、ドリルでリベット部分に穴を開けて破壊しないと外れない。そうすると既存煙突での現状復帰は不可能となり、屋外側から全部新品入れ替えすることになって、現実的ではなくなる。現場のコーディネーターにその旨を説明して、なんとか美術チームに頑張ってもらうことにした。
ちなみに、事前に「横引き部分を撤去するには屋外側も外す必要があり、現実的ではない」とは伝えておいた。
リベット打ちされているので、破壊しないと外せない
エルボの向きを上にして養生して終了
積み込み完了して退出
預かり物なので、雨や雪で薪ストーブ本体が濡れて錆びたら大変なので、しっかりと養生して積み込んだ。
この日は店に帰ったのが暗くなってからだった。暗い中で作業すると事故になるリスクが高いので、翌朝の朝イチで、積んできた荷物を雨の当たらない場所に降ろして、しっかりと養生しておいた。
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