縦型の薪ストーブのインテリア性を生かすために、煙突を背面出しにして、室内側に煙突を見せないようなすっきりとした施工例。
煙突の背面出し&水平横引きでL字に煙突を外壁立ち上げのこのやり方は、取り付け工事の際にミリ単位の精度を求められる最も難易度の高い施工方法なので、何だかんだと理由をつけて、やりたがらない薪ストーブ店が多い。煙突の折り曲げが一ヶ所で済むので排気抵抗の増加も最小限で済むし、煙突掃除などのメンテナンスもやりやすく、実用上にも優れた施工方法なのだけど、意外と少ないのは施工店の提案力のなさ、逃げの結果だろう。
一度室内側を縦に立ち上げてから、90度エルボで折り曲げて壁面を抜き、外壁でさらに90度エルボで立ち上げるやり方は、あまり精度を要求されない楽な施工なのだ。また煙突をクランク状に折り曲げることで、排気抵抗も増して、焚きつけ時にも室内側に煙が出やすくなるし、煙突掃除もやりにくいし、実用上は良いことはあまりない。
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煙突室内側から点検したい時は、ストーブを前にずらしながら外すのですか?
入れる時はやはり水平にずらして行くのですか?
山口透さま
この場合は屋外側のエルボ部分に蓋を設定して、その蓋を外して点検や掃除などのメンテナンスをできるようにしておきます。メンテナンスの時にいちいち煙突を外すのは面倒だし大変ですからね。
クランク状の煙突で点検の蓋がない場合には煙突をバラすことになってかなり大変です。
あー良いなー!
山小屋(山荘)でなければ煙突背面出し
て料理は天板ではしないモダンライフを
行ったのに。
こういうのを東京でするのも贅沢。
施工は確かにエルボーの二度だしよりも
排気抵抗すくなく穴あけの精度も要求
されますが美い施工と一石二鳥ですね。
おおむねではありますが、同一メーカで比較して、縦型の方が燃焼効率は低めです。
これは、大きく美しく伸びる火炎を狙う事に主眼を置いて設計しているためでしょうか?
それとも、細長い火室が不利だからでしょうか?
うさぎさま:
料理しないと割り切れば、都会でこのパターンは似合うと思います。
仕事から帰ってきて、炎で癒されると思います。
山口透さま:
一般的に縦型の薪ストーブの燃焼効率が落ちるのは、デザイン重視でガラス面が大きいためだと思います。
なるほど。ガラスはある程度断熱性あるとはいえ、バーミキュライト貼るわけにはいきませんからね。
山口透さま
ちなみにネスターマーチンのガラスは、ガラスからの熱の逃げを防止するために二重ガラスになっています。
はい、ぎりぎりの燃焼が売りですものね。
背面に排気を持って行った場合の煙突の取り外しはどうなっているのでしょうか?
スライド煙突を使用しているのでしょうか?
また、横引き部分にでも煙突ダンパーの設置は出来るのでしょうか?