薪集めは意外と簡単

薪ストーブを使う前は「薪集めできるだろうか?」と不安になる人もいるかもしれない。
でも、やりはじめると意外と何とかなってしまうものだ。ドライブ中に、薪ストーブを使う前にはスルーして素通りしてしまっていた伐採現場や置き場が自然に目につくようになる。車を停めて、近くを歩いている人に声をかけて、持ち主を探したりするような積極性があれば、難なく集められるようになる。
しかし、そうやって偶然のように樹木を見つけるのではなく、もっと戦略的な方法もある。造園屋さんにその顧客のところで伐採した不要な捨てるものをもらえるように依頼したり、果樹園に行って作物を買うというきっかけを自分で作って剪定枝を分けてもらうようにしたりする動きをすれば、比較的容易に薪の原木がゲットできる。農機具屋さんでチェーンソーを買う時に、その店のチェーンソーユーザーの造園屋さんや果樹園などを紹介してもらうという作戦もある。最初はコネやツテがないのは当然なので、どこからスタートすれば良いか判らないかもしれないけど、このように自分の居場所を手がかりにして動きはじめれば、何とかなるものだ。
私のブログを見て、薪ストーブの設置工事を依頼してくるようなお客様は、そうやって自力で集めているケースが多い。もちろん、不安がある人は色々フォローするし、チェーンソーや斧の使い方も含めて実地指導するので、遠慮なく言って欲しい。
それから、ユーザー同士でグループを作って、里山整備をしながら、大きな現場で大量の原木を回収して、みんなで薪を分けたりしているパターンもある。
一人でマイペースで動く、仲間とチームワークで動いたり、ハードな現場、楽勝な現場と様々だ。それぞれのライフスタイルや個性に応じて、色々なやり方があるけど、実際に薪ストーブを使い出すと、何とかなってしまう。最初のうちは情報がなくて、不安かもしれないけれども、工夫次第でどうにでもなる。
千葉県内であれば、私のところにも、それなりに地元の情報が集まっているので相談に乗ることができる。最近は、特別なイベントや薪集めツアーみたいな形で、以前のように定期的には開催していないけれども、常時、地元の何らかの現場は案内できる状況にあるし、置き場や薪作りの作業場所に困っている人の受け入れ可能だ。
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伐採済み、玉切り済み、枝葉を分別済み、足場が良く一輪車や車横付け可能な初心者向けの現場を確保している
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複数の人数が集まると共同作業で効率良く楽しく作業できる
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各自の車を満載して、持ち帰り
もちろん、上記に書いたように、必ずしも自分で薪集めしないといけないわけではない。自分で動けない人は「薪を買う」という選択肢もある。実際に道具を揃えて、時間をかけるならば、買ってしまった方が安上がりという計算も成り立つ。自分で使う分を全部無理して薪集めするのではなく、基本は薪を買って、楽しんで薪割りする程度にとどめておくというのもありなのだ。
各自のライフスタイルの合わせて薪集めをしよう。
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