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チムニー下部と屋根の取り合い

屋根から煙突を出す場合に、円錐形のフラッシングでおさめる方法が一般的で良く見られる方法だけど、このやり方はコスト的には安上がりだけど、雨仕舞い的にはチムニーに比べて不利だ。立ち上がりが稼げないので物理的に雨が浸入しやすいし、煙突とフラッシングの取り合い部分が防水テープやコーキングに頼る防水になってしまうからだ。
設置後15-20年程度経過している煙突からの雨漏れの相談を受けることもあるが、たいていの場合はこの問題だ。
一方で、チムニーを作成した場合には、立ち上がり部分があるので物理的に水が浸入しにくい。建築工事の段階で立ち上がり部分に板金で防水処理してから屋根材を葺くので、雨仕舞いも安心できる。そしてチムニー上部に角トップをかぶせることによって、物理的に防水している。寿命のある防水テープやコーキングに全く頼らない防水処理なので、長期的に雨漏れの心配がない唯一の方法なのだ。
チムニーを製作する場合はコスト的には、チムニーの製作コスト、角トップの分だけ20-30万円ほどフラッシング仕様に比べて高くなるが、20年、30年経過しても安心できることを考えて、チムニー(&角トップ仕様)を、お勧めする。
ローコストを優先するか、長期的な安心を優先するかは施主さんの考え方や経済状況によって違う。どちらの方法を選択するにしても一長一短をきちんと認識しておきたい。

チムニー上部の板金(山形になってチムニー左右に雨水が流れていく)

チムニー下部の板金(チムニーの左右に流れた水をそのまま下に通す)

かわはら

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