Categories: 薪ストーブ

触媒式アンコールの使い方レクチャー(ダンパー操作/空気調整編)

触媒機の使い方はダンパー操作のタイミングが非常に重要だ。触媒がしっかりと働く温度まで、薪ストーブ全体の温度をしっかりと上げてやることがコツなのだけど、必要以上に薪ストーブが壊れることを恐れてしまって、温度が低いうちにダンパーを閉じてしまって燻ぶらせて煙を大量発生させているケースが非常に多い。

口元付近の温度の高い部分だけに注目すると判断を誤る(この部分が250℃くらいでは周辺部分はまだ150℃にも満たない)

周辺部分の温度の低い位置で250℃くらいになるまでは全開でガンガン焚く

この状態で初めてダンパーを操作する
ダンパーを閉じても、すぐに空気調整を絞らない。まずは触媒に炎を導いてやってから5-10分くらいは触媒の温度が上がるまで待ってやる。触媒が機能していない状態で空気を絞ると、煙突から煙モクモクの不完全燃焼状態になる。

本体のホーロー赤が、他の部分より深く濃い色になって、十分に高温になっていることが見た目でも判る
触媒が温まってから、空気調整をするが、これもいきなり全閉にしないで、炎がユラユラと立ち上がる状態がキープできるような位置を見つける絞り過ぎると、不完全燃焼して内部で未燃焼ガスが爆発をするなどして本体に大きなダメージを与える。
煙が室内側に逆流したり、思ったより暖かくならないというのは、温度が低く、燻ぶらせているケースがほとんどだ。正しく使えば、そういうことは起きない。

適切に調整すれば、長時間ゆっくりと安定して燃えてくれる

View Comments

  • 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    放射温度計は放射率が異なると、結構な誤差になりますが
    光沢のあるホーローの表面温度を放射温度計で測って、誤差はどれ位でしょうか?
    一度黒体テープか黒体スプレーを使って、誤差を計ればいいかなと思いながら
    まだ放射温度計を買ってないです。

  • 5a326db1e1e9e1431610192552ef3117
    yasさま:
    そのまま計測だと多分50℃くらいは誤差があると思います。
    でも薄い鉄板を買ってきて黒の耐熱塗料を塗って、それを乗せて計測すれば、手軽で、かなり正確に出ると思います。
    この記事で使っている放射温度計のように放射率を設置できる機種ならば、一度上記の方法で計測して、ホーローの部分と同じようになるように放射率を設定すれば次回からは、放射温度計だけで正確に測れますね。

Recent Posts

静岡のお客様から煙突掃除の後、静岡麦酒をいただいた

静岡での煙突掃除の後、お客様か…

15時間 ago

静岡で煙突掃除2件

今回静岡県から煙突掃除の依頼が…

2日 ago

煙突掃除やメンテナンスだけでなく、薪の準備も忘れずに

薪の購入をしている人は薪ストー…

3日 ago

煙突掃除は毎年シーズンオフの今の時期が基本

薪ストーブの煙突掃除は毎年シー…

4日 ago

チムニーボールで煙突掃除

比較的暖かい地方では、薪ストー…

5日 ago