Categories: 薪集め

細めの枝でも割った方が良いという数値での根拠

これまでの自分の経験から、細めの枝でも割っている。

割らずに樹皮を被っている枝は切り口からしか水分が蒸発しないので、なかなか乾燥しないからだ。割らない枝は、長期間(2年以上)薪棚で乾燥させて焚いてもシューシューと水蒸気が切り口から噴き出して炉内の温度が上がってくれないのだ。

私が薪ストーブ設置工事をしたお客様の千葉県在住の林 浩毅さんが、実際にデータを取ってくれて数値を出してくれたので、ご本人の了承のもとに紹介しよう。


定期的に重量を測定して記録した貴重なデータ

明らかに割った方が乾燥している
割るのが面倒で、ついついそのまま薪棚に突っ込んでしまいがちだけど、ひと手間かけて割ってやるだけで燃え方が全然違うことが、この数字からもはっきりと解る。

10パーセントの重量の違いというのは極めて大きい。炉内に軽く入れる3-4キロ分の薪だったら、乾燥した薪に350mlビール一缶分の水をかけてから燃やしているのと同じことだ。

なかなかこういう想像ができないかもしれないけど、極めて効率が悪い。

燃焼して生じたカロリーが暖房に回されるのでなく、薪の中の水分を蒸発させるのに使われてしまって、薪ストーブを焚いてもなかなか部屋が暖かくならない、炎が暗く元気ない、ガラスが煤ける、煙突から白い煙がモクモク、煙突に煤が付着するなど、良いことは全然ない。

乾燥不足の薪を焚いていても、最終的には部屋の温度は上がるけれども、それが本来の薪ストーブの能力だと思わないで欲しい。

いつも乾燥不足の薪を焚いている人は、それが「当たり前」「通常」になってしまっているけれども、一度、騙されたと思って、きちんと乾燥した薪を焚いてみて欲しいと思う。

きっと本当の薪ストーブの能力にびっくりすると思う。

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