寒くなってきての、駆け込み依頼。
すぐに焚くので、油を塗布するような念入りに炉内メンテしても仕方ないので、軽く煤を落とす程度にして、引き続き煙突掃除に入った。
梅雨入り前のシーズンのオフのメンテの場合には、きっちり煤を落として、防錆油を塗って夏の湿気から炉内を守る処理を施すが、今それをやっても意味がない。
煙突掃除に関しては、煙突の内部に煤が付着したまま、シーズンを迎えて焚くと、中の煤に引火して、煙突の中で激しく燃えて、火炎放射器のように煙突トップから炎が噴き出す煙道火災のリスクがある。
煙突の表面温度が上がり、建物の貫通部分、小屋裏の中の木部に引火して、建物火災につながる。薪ストーブが原因の火事は、これが一番多い。何年も煙突掃除をしてないベテランユーザーにありがちな事故だ。
こういうことのないように必ず定期的に煙突掃除をするように案内してきた。
別荘で使用頻度が低いけど10年近く使って初めてのメンテと煙突掃除だった
バッフル板を取り外して、炉内(室内)側からドリルで回転式のブラシでサクっと作業した
どっさり、丼1杯超大盛り分の煤を回収
バケツ一杯分を覚悟していたので、思ったより少なくてラッキーだった
天板が錆で凄いことになっていた
恐らく、煙突貫通部分の断熱が不十分で、結露した水滴が落ちてきたものだと思われる。
冷たい飲み物を入れたコップの表面に水滴がつくのと同じ理屈で、煙突の屋根との取り合い部分の金具の室内側に水滴がつくのだ。
外気でく冷やされた金属に、室内の室温と湿度が当たれば室内側が結露する。
しかし、これだけひどいと、結露ではなく雨漏れの可能性もある。いずれにしても、煙突の貫通部分をきっちり断熱するか、雨仕舞いのやり直しなど、根本的な対策しかないので、薪ストーブ設置をした工務店や大工さんに相談するように案内してきた。
とりあえずの対策として、錆を落としてストーブポリッシュで磨いて、だいぶリカバリーできた
この他にも扉のガスケットロープが一部剥がれていたので、補修しておいた。
シーズンギリギリのメンテだと、その時に何か問題が発覚しても対策をきっちり取る時間がないまま薪ストーブを使うことになるので、極力直前ではなく、シーズンが終わった時に行いたい。
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