薪のダンプ降ろし
薪は割ってから1-2年は乾燥させないと使い物にならない。
北軽井沢店で1-2年後に焚くための、割った直後の生薪が入荷した。試しに2-3本引っ張り出して燃焼中の炉内に突っ込んでみたら、上記の状態を再現できた。これまで快適に燃えていたのに、炎が暗くなって煙突からは白い煙がモクモクと長い間発生していた。
こういう乾燥してない薪を焚いている薪ストーブユーザーや、売っている薪屋さんも多いのが実情だと改めて思った。
薪のダンプ降ろし
積み込んで雨や雪が当たらないように養生
どれだけ乾燥すれば良いのかという目安を知るために、含水率計というものを使っている人も多い。しかし、その中で正しく使っている人はかなり少ないのも実情だと思う。ネット上のブログの記事で、自分の薪の乾燥自慢みたいな記事の時に、含水率計を使って測定した数値を出している人がいるけど、10%などの異常に少ない数値で何の疑問も持たずに満足している内容を見かけることが多い。測定器は電気抵抗を計測しているだけで、電極の当て方次第でいくらでも数値が変わってくる。自分の出したい数値にいくらでも低くコントロールできる。また、測定している薪を割って内部を計測しないと意味がない。表面だけ計測しても低めの数値となる。正しい使い方をしている人の記事は見かけたことが、ほとんどない。
平衡含水率と言って空気中の湿度との兼ね合いで、木材は自然環境下でいくら乾燥させても15%程より乾燥することはまずない。それよりも低い数値を公表している人は、自分が誤った使い方をしていると宣言しているようなものだ。
仮に15%の数字が出たとしても、本当は含水率25%の薪に緩く電極を当てれば当てる強さで15%でも10%でも任意の数字をたたき出すことができる。電極の半分くらいが埋まるくらい刺さないと本来の数値とならない。しかし、そこまで電極が刺せるような構造に一般的な市販の含水率計はなっていない。センサー部分(電極)が本体と別になっていてハンマーで打ち込めるようになっていれば、それなりに本当の数値を求められるだろうけど、あまり見かけない。
いいかげんな測定をするくらいならば、測定しないで、手に持った時の重量感、質感、薪同士を叩いた時の音などの感覚の方が頼りになる。また、焚いてみて良く観察すれば、薪の切り口のところから水蒸気や水分が噴出してくるかどうかで、目で見ても判るので、測定器なしの方が良いくらいだ。
実質的には、自然乾燥させるのであれば広葉樹であれば2夏、針葉樹であれば1夏を経過したものであれば概ねOKだ。早く乾燥させたい場合はビニールハウスの中に収納すれば、その半分の期間でも実用になる。
また強制乾燥の場合、薪ストーブの近くに置いたとしても、乾燥するのは表面だけで中までは乾燥しない。120℃位の水分が沸騰する温度にして3日間くらい連続で窯の中に入れれば、実用的なレベルまで乾燥するけど、薪ストーブの周辺にちょこっと焚く前の数時間、置いたくらいでは、雨や雪で濡れた表面を乾かすくらいで、内部の乾燥に関しては、ほとんど効果がない。
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う~ん、今なら解る❗️だてに薪やはやってなかったから(先月で辞めました)ただ、初めてだとわかんないのよね~☺️ 含水率計は初めだけ使って、後は感覚や経験でわかるんデスよね~🐽
べっちさま;
何事も経験が物を言いますよね。