Categories: 煙突

角トップ内部にも断熱材を入れる仕様

かわはら薪ストーブ本舗で標準採用している角トップは、架台と本体の間に50ミリ厚のセラミックスーパーウールを充填する仕様になっている。

「結露防止」「チムニー内部空間の保温(煙突表面温度の保持で強いドラフトの確保)」「万一の煙道火災でトップから火炎が噴き出した時に、チムニー内部の木部の延焼の防止」の3つの意味を持っている。

このように、高気密高断熱の仕様の家にも対応できるような高品質な部材を使っている。

また、特筆すべきは角トップ本体と、チムニー側が物理的に完全に縁が切れていて、煙突と角トップ本体の取り合い部分が存在しない。これによりコーキングや防水テープに頼らずに、チムニー上部から室内側への雨漏れリスクが半永久的にゼロになる。

他社製の一般的な角トップは角トップ内部で、煙突と角トップの取り合い部分があるので、ストームカラー、コーキング、防水テープで処理するので、この部分が弱点になっている。

長期に渡って安心して薪ストーブを使って欲しいので、基本的にこの施工方法を標準にしている。

角トップ架台の取り付け

断熱材の敷き込み

当店で使用しているセラミックスーパーウールの熱伝導率

角トップ本体をかぶせる

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かわはら

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  • コメント失礼します。
    断熱材の熱抵抗値はいくつのものを使用していますか?

    • gkさま;

      熱抵抗値(㎡K/W)は [素材の厚さ] ÷ [熱伝導率]で算出されますが、熱伝導率は計測温度によって大きく違います。

      具体的な熱伝導率の数値は、200℃の時は約0.05W/m・Kですが、1000℃の時は約0.3W/m・Kと6倍程度の開きがあります。何℃における熱抵抗値と定義しないと、意味のない数値です。興味があれば、上記の数値を元にご自身で算出なさって下さい。ちなみに50mm厚を使用しています。

      参考までに熱伝導率の数値のグラフを、本文にアップロードしておきました。

      かなり高性能な素材を使っているのがご理解いただけると思います。

  • 遅コメ失礼します。
    本記事にあるセラミックウールをロックウールに変更するのはいかがでしょうか?
    ※セラミックウールは温度によって熱伝導率が異なるので冬場は200℃、夏場は35℃と仮定します。
    ロックウールの方が熱伝導率0.038w/m・kと低いのでより断熱性能が高いと思います。
    耐熱温度の比較から、より安全マージンを取るためセラミックウールを採用されているのですか??

    • SKさま;

      メーカーでは耐熱温度の観点からセラミックスーパーウールの使用を指定しています。

      ロックウールで施工する場合は自己責任でとなります。

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