煙突修正からの取り扱い説明

福島での煙突の修正工事の際は、薪ストーブのレイアウトも以前とは大幅に変更になるので、柱の遮熱対策も必要だった。あらかじめ、現場の寸法を取っておいて、それに合わせて特注制作しておいた。

薪ストーブを移動してしまうと、取り付けが難しくなるので、先に遮熱板を取り付けた。

現場の状況に合わせて制作した遮熱板の取り付け

その後、薪ストーブをお客様の希望の位置に移動した。重量級の薪ストーブだったので、なかなか大変だったけど、お客さまにも協力してもらって、何とかなった。

薪ストーブを移動して、レイアウト変更

いい感じで納まった

設置完了後は、実際に火を入れての取り扱い説明を行った。これまではかなり低い温度でダンパーを閉めていたようで、煙突から煤が噴き出すということだったので、触媒機の正しい使い方をレクチャーした。

施工した販売店からは取り扱い説明がなかったらしく、雑誌の記事を参考にして焚いていたということだった。その雑誌を見せてもらったけど、大嘘が書いてあった。本来であれば触媒温度は600-700℃位が適正なのに、触媒温度250℃でダンパーを閉めると言い切ってあった。250℃が適正というのは、本体表面の平均温度のことだ。活字の情報だと信じてしまいがちだけど、このように誤った情報をきちんと校正、チェックしないで出版されていることもあるのが現実なのだ。

インターネットの情報も同様だ。何が正しいか見極めることが重要だ。

焚き方レクチャー

触媒が赤熱するまでガッツリと焚いた

今後は、良い状態で快適に使えるだろう。

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